ドコモの通信品質向上、新ブランドスローガンにも反映? 「つなぐ」強調の意図は
ITmedia Mobile / 2024年11月7日 16時24分
ドコモグループの新ブランドスローガンとブランドステートメント
NTTドコモは2024年11月7日、ドコモグループのブランドスローガンを「つなごう。驚きを。幸せを。」に一新した。ニュースリリースの中で“つなぐ”という言葉を強調する。一体どのような意図なのか。ドコモの前田義晃社長が同日の決算会見で説明した。
ドコモは2021年7月19日から、イノベーションで新たな生活価値やライフスタイルを生み出し、社会を大きく変えていこうという考えを「あなたと世界を変えていく。」 というブランドスローガンを掲げてきた。
ドコモはニュースリリースで、あらゆる「あなた」と一緒に、さまざまな領域においてイノベーションを起こし、新たな世界を実現したいという挑戦への想いのもと、新しい生活価値やライフスタイルの創造に取り組んできた、と説明している。
今後は、ドコモグループとして「つなぐ」を価値創造の源泉として、それぞれの事業の強みをつなぎ、掛け合わせることで、パートナーのみなさまとともに新しい価値を生み出し、そこから生まれる嬉しい「驚き」と「幸せ」にあふれた社会を実現したいとしている。
その想いを表現した、新しいブランドスローガンとブランドステートメントは次の通り。
■新しいブランドスローガン
つなごう。驚きを。幸せを。
■新しいブランドステートメント
時代とともに、
さまざまなものをつないできた私たち。
しかし今。
世界中のさまざまな困難が、
ただ「つなぐ」だけでは解決できない課題があることを、
浮き彫りにしている。
だからこそ今、私たちは改めて
「つなぐ」の可能性に向き合いたいと思う。
私たちは、驚きを、つなぐ。
変わることをおそれず、
絶えずイノベーションを起こすことで、
心と社会を動かしつづける。
私たちは、幸せを、つなぐ。
人が誰かを思う気持ちによりそい、
企業や地域が前進する力を後押しすることで、
よろこびと安心を支えつづける。
つなぐ。
そこには無限の可能性がある。
まだない可能性を引き出し、
心躍る価値を生み出すために。
すぐに、すみずみまで、最後まで、つなぐ。
時には誰かと手をつなぎながら、
ともに、どこまでも、つなぐ。
ただつなぐだけでは、足りない。
「つなぐ」すべてをやりきって初めて、
本当の驚きも、幸せも、つながっていく。
すべての人が豊かさを感じられる世界をめざして。
つなごう。
前田氏は「つなぐは単に情報の伝達の話だけをしているのではない」と話し、「つなぐことにこだわり、高い品質レベルでつなげていくこと」「家族や仲間と大切なものやことを共有し、絆を強めること」「異なる価値を組み合わせて、新たな価値を生み出し育んでいくこと」の全てを含む考え方だと説明する。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
上期決算「KDDI・ソフトバンク」と「ドコモ」で明暗が分かれたワケ 鍵を握る“メインブランドへの移行”
ITmedia Mobile / 2024年11月9日 6時5分
-
ドコモはirumoの影響で減益が続くもARPUは上昇傾向 ネットワーク改善は“重層的に”取り組む
ITmedia Mobile / 2024年11月8日 12時18分
-
NTTドコモグループ、ブランドスローガンを「つなごう。驚きを。幸せを。」に一新
マイナビニュース / 2024年11月7日 20時54分
-
ドコモ、「つながりやすさ」向上へ次の手を打つ 「エリアの広さ」に加わる要素は?
ITmedia Mobile / 2024年11月7日 19時6分
-
KDDIが"デュアル5G戦略"で手にした大きな成果 通信品質で国内首位に立った背景に2つの要因
東洋経済オンライン / 2024年10月25日 7時0分
ランキング
-
1自分のスマホが犯罪インフラに? 知らぬ間にSMS大量送信、日本サイバー犯罪センターが警鐘
おたくま経済新聞 / 2024年11月22日 15時0分
-
2こんにゃく「こうやってひねります?」 普通だと思っていた“ひねり方”についての疑問が999万表示 「やるやる!」「我が家もこれです!」
ねとらぼ / 2024年11月22日 12時20分
-
3明石家さんま、VTuberになっていた―デビュー配信からホロライブ、にじさんじとコラボした謎の新人「八都宿ねね」の正体に宝鐘マリンらも驚愕
インサイド / 2024年11月22日 10時20分
-
4大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
ねとらぼ / 2024年11月22日 13時19分
-
5イオシス、“あのスマホ”大量入荷 「待ってたぜェ、この瞬間をよォ!!」
ASCII.jp / 2024年11月22日 15時5分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください