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首都圏の「指定席制列車」「定員制列車」乗車予約方法まとめ “チケットレス”がお得で便利

ITmedia Mobile / 2024年12月18日 10時5分

首都圏の「指定席制列車」「定員制列車」乗車予約方法まとめ “チケットレス”がお得で便利

JR東日本のE2系

 昔の特急券などは窓口や旅行代理店に行かないと買えなかったが、今やネット予約も加わり、買いやすい環境が整備された。首都圏の鉄道事業者を対象に、旅行代理店以外での特急券などの購入方法をまとめてみた。

●JR東日本:指定席、グリーン車、グランクラスを選べる

 指定席券売機は多くの駅に設置され、新幹線や在来線特急(一部を除く)の特急券が購入できる。特に新幹線はJR他社管轄の東海道・山陽・九州・北海道新幹線、北陸新幹線上越妙高―敦賀間の指定券なども購入できる。基本的にみどりの窓口と同様、乗車日の1カ月前の10時から販売している。

 市販の時刻表などで調べない客を想定しているのか、例えば新幹線の方面を選択した後は、新幹線の乗車駅、新幹線の降車駅、乗車日、乗車時間帯、利用人数も選択しなければならない。操作の手間がかかるものの、指定席、グリーン車、グランクラスとも、空いている席を選ぶことができる。また、指定席で空席が少ない場合、最も空いている車両が表示され、買いやすい環境を整えている。

 乗車券については、新幹線特急券とセットで購入、後日別途購入の選択ができる。

 支払いについては、現金の他、クレジットカード、Suicaの購入も可能。クレジットカードを所持していない人にとって、Suicaの残高(最大2万円までチャージ可)がしっかりあれば、それで支払えるのが心強い。

 なお、2024年4月1日(月曜日)から、クレジットカードで購入したきっぷも払い戻しができるようになった。

 えきねっとについては別稿の記事を御参照いただきたい。

●東武鉄道:「東武時刻表」を参考に眺望のいい席を選ぼう

 特急券は乗車日1カ月前の9時から発売され、ほとんどの有人駅の券売機や、ホームの特急券売機で購入できる。乗車エリア、乗車駅、降車エリア、降車駅を選択すると、当該の特急列車が表示され、発車15分前までは座席の選択もできる。意外なことに、東武本線(伊勢崎線、日光線など)と線路がつながっていない東上線の駅(一部を除く)でも購入できる。

 特急の多くは側窓がヨコナガ(長方形)で、眺望のいい席を選択したいところ。それを手助けするのが「東武時刻表」で、「特急列車座席番号案内図」のページに窓位置が表示されている(西武鉄道や小田急電鉄の時刻表も同様)。100系スペーシアの座席車を例に挙げると、下り列車は偶数席、上り列車は奇数席が眺望のよい席だ(注:1号車11番席は側窓が正方形)。さらに鉄道車両の中央は台車から遠い位置にあるので、乗り心地もよい。

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