首都圏の「指定席制列車」「定員制列車」乗車予約方法まとめ “チケットレス”がお得で便利
ITmedia Mobile / 2024年12月18日 10時5分
2つ目は年末年始に京成上野―京成成田間で運転される臨時〈シティライナー〉。この時期しか運転されないので、「京成時刻表」にも掲載されていない。
●京浜急行電鉄:平日の通勤ライナーは2種類 現金かオンラインで購入
快特の上をゆく“チャンピオン列車”として、平日の通勤ライナー〈モーニング・ウィング〉(上りのみ運転)、〈イブニング・ウィング〉(下りのみ運転)は全車指定席で運転。土休の快特(一部列車)は2号車を指定席としており、ウィング・シートの名称で営業している。いずれも現金購入とWebのKQuickで購入できる。
〈モーニング・ウィング〉〈イブニング・ウィング〉の座席指定券300円は「Wing Ticket」と称し、発売の方法がややこしい。
〈モーニング・ウィング〉を乗車駅の券売機で購入する場合、前売りは乗車6日前の5時30分から前日の21時59分まで、当日は5時30分から発車1分前までで、座席の選択はできない。
KQuickは乗車6日前の4時30分から、当日の発車1分前まで発売され、座席の選択ができる。ただし、0時00分から4時29分までは購入ができない。
“定期券感覚”の1カ月券、Wing Pass(5500円)は、券売機、KQuickのどちらでも購入でき、乗車駅により発売枚数が異なる。KQuickは座席が選択できるのに対し、券売機はできない。
〈イブニング・ウィング〉を乗車駅の券売機で購入する場合、乗車当日の5時30分から発車2分前まで、KQuickは乗車当日の4時30分から発車1分前まで。Wing Passは扱っていない。
快特(一部列車)のウィング・シートは現金購入だと車内で500円、座席の選択もできない。一方、KQuickは乗車8日前の4時30分から当日の発車1分前まで発売(0時00分から4時29分まで発売不可)。料金は300円で、座席の選択もできる。
KQuickのメリットは、急用などで当該列車に乗車できない場合、発車5分前までの1回に限り、変更できること。デメリットは払い戻す場合、発車5分前までに済ませなければならない。券売機の場合、払い戻しは「発車時刻前に限り」と明言しており、“発車1分前まででよい”と解釈できる。
●京王電鉄:京王チケットレスサービスが便利 PayPayでも購入できる
特急の上をゆく“チャンピオン列車”として、〈京王ライナー〉〈Mt.TAKAO号〉があり、座席指定券は券売機とWebの両方で発売されており、差をつけている。
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