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「mixi2」なぜ登場? ブラウザ版、広告や有料サービスは? 10の疑問を直撃してみた

ITmedia Mobile / 2024年12月20日 18時16分

 MIXIは「友人知人など、身近で安心できる人同士でつながり、じっくりと心地よい関係を構築してほしいと考えているからです。招待が、『交流したい』『知らせてあげたい』という思いと共に、人づてで少しずつ広がってほしいと考えています」と答える。

 つまり、MIXI側から「使ってください」とユーザーをいざなうのではなく、mixiの本質でもある「人とのつながり」を通じて広がってほしいという考えに基づいていることが分かる。

●疑問3:招待制にした理由と、招待件数に制限を設けなかった理由

 mixi2は招待制を採用しており、誰でも利用開始できるわけでない。しかし、招待件数に制限はなく、招待リンクを踏み、その人をフォローすれば、誰でも登録できるようになっている。ちなみに18歳以上という年齢制限もある。

 招待制にした理由についてMIXIは「mixi2の利用開始時から身近な友人知人とつながり交流を楽しむことを企図しています」と回答する。

 招待件数を制限なしにしたのは、「多岐にわたるニーズに合わせるため」とする。

 「例えば、招待は、友達間でチャットなどを通して共有される場合もあれば、インフルエンサーの方がファンの人のことを思って広い場所で公開することもあります。そして、一般的にそれは入り交じるものなので、そのいずれの用途にも合わせるために現在の仕様になっています」

 一例として、「友達間の招待リンクでつながり始めた後に、インフルエンサーの方の招待リンクでその人をフォローする」ことを挙げる。インフルエンサーとファン、メディアと読者など、1人(1アカウント)と大多数がつながるようなシーンも想定していたことが分かる。

●疑問4:広告は今後掲載するのか

 現代のSNSと切っても切り離せないのが「広告」だ。SNS運営側の重要な収益源となる一方で、ユーザーにとっては閲覧したい情報を遮るノイズにもなる。mixi2では現在のところ広告は表示されておらず、つながっている人たちだけの情報を快適に閲覧できるが、広告が表示されるとなると話は変わる。

 広告表示については「未定」とのこと。ユーザー体験に大きくかかわる部分なので、この点は引き続き注目していきたい。

●疑問5:ビジネスモデルはどう考えているのか

 広告を表示しない場合、気になるのがビジネスモデルだ。Xでは、広告の非表示、より長い文字数の投稿、投稿内容の編集などが可能なプレミアムサービスを月額課金で提供している。また、LINEのように、スタンプやゲームなどで課金をする手法もあり得る。

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