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「mixi2」なぜ登場? ブラウザ版、広告や有料サービスは? 10の疑問を直撃してみた

ITmedia Mobile / 2024年12月20日 18時16分

 実際、初代mixiでは、月額484円(税込み)のプレミアムサービスを提供しており、友人に内緒でコミュニティに参加できる「コミュニティ忍者モード」、広告を非表示にする機能などを利用できる。こうした有料サービスについても「未定」とのこと。

 「まずはユーザーの方々に利用いただき、コミュニケーションをするためのプラットフォームであることから、満足いただけるユーザビリティとニーズを満たすサービスを実現することが重要であると考えています」(MIXI)

●疑問6:誹謗中傷やインプレゾンビにはどう対応するか

 SNSの課題として、過大な広告表示、収益目的に投稿の表示回数を稼ぐインプレゾンビ、特定の投稿やユーザーに対する荒らしや誹謗中傷などがある。mixi2では、こうした課題に対してどう向き合っていくのだろうか。

 MIXIは「まだ広告掲載も、ユーザーがお金を稼げる仕組みもない(今後の開発計画の話になる)ためコメントを控えますが、これらは今後われわれも長期にわたって向き合うべき課題であると考えています」とコメント。

 荒らしや誹謗中傷については「昨今の巨大SNSは、数億人のユーザーがいる巨大なネットワーク上からレコメンドアルゴリズムによる情報選別を行うのが一般的ですが、これが、誹謗中傷や誰に受け取られ、どんな反応をされるか分からないいリスクを生んでいると考えています」との見解を示す。

 その上でmixi2は、「小さなユーザーネットワーク」を目指しているという。「ユーザーの皆さまがコミュニティなどで近い感覚を持った人と小さな集まりを作り、自治を行っていく構造があるため、相対的に本問題が起きづらくなっていると考えています」

 不特定多数のユーザーが集まる巨大SNSに対して、mixi2では属性が近い人たちの小規模なネットワークが形成されるため、SNS上のトラブルは相対的に起きづらいという考えだ。

●疑問7:ブラウザ版のリリース予定はあるのか

 筆者の周囲で特に聞く要望が、ブラウザ版が欲しいというもの。mixi2では現在、iOSとAndroidのアプリでしか利用できず、PCでは利用できない。ブラウザで利用できればPCからも閲覧や投稿が可能になるが、PC版やブラウザ版についても「未定」とのこと。

●疑問8:「日記」「足あと」がないのはなぜ?

 mixiのメインコンテンツは「日記」であり、誰が自分のページを訪れたかが分かる「足あと」が特徴的な機能だった。mixi2には日記の機能はなく、ユーザーが1回の投稿で入力きるのは149.3文字まで。誰がどんなリアクションをしたのかは通知から分かるが、足あと機能もない。

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