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全部“5030万画素”カメラの実力やいかに? 「AQUOS R9 pro」のカメラはスマホらしく撮れるライカカメラだった

ITmedia Mobile / 2024年12月27日 18時5分

 横位置で撮るときはこれで、縦位置で撮るときは画面のシャッターで撮るのがいい感じ。

ガスタンクを撮る

 ではまあ、いつものようにガスタンクを撮ってみます。

 すごく残念なのは、デフォルトの倍率ボタンが「0.6x」「1x」「3x」の3つだけであること。せっかく5000万画素級のセンサーを積んでいるのだから、「2x」と「6x」はあってもよかったと思う。2xってけっこう便利に使えるし(2xだと46mm相当で、カメラの世界でいう標準レンズの画角に近いのだ)。

 倍率は手動で微調整できるけど、ボタンがあった方が瞬時にセットできるから、利便性が違う。

 画質はさすがによい。階調は滑らかだし、ディテールもヘタに輪郭強調をかけたりせず、柔らかくまとまっている。AQUOS sense9と比べると、R9に近い印象。当たり前といえば当たり前かな。

 AQUOS sense9と同様、画質は「ナチュラル」と「ダイナミック」から選べる。ダイナミックの方が明らかに色が強く出ていて、鮮やかだ。

 これはマメに切り替えて使うものじゃないので、好みに応じて最初に設定しておきたい。カメラっぽい誇張の少ない写真が好きなのか、せっかくだから色鮮やかな写真がいいのか――わたしならナチュラルにして、誇張したいときはフォトアプリでちょっといじってからシェアするかなという感じです。

 さらに超広角カメラと3x設定で撮ってみる。画質は「ナチュラル」で。

 スマートフォンの望遠カメラは、薄いボディーに収めるべくセンサーサイズが小さく、画質もちょっと劣りがちだったが、AQUOS R9 proではがんばって大きめのセンサーを使っている。おかげで、望遠撮影時のクオリティーは高い。

 なお、3xの望遠カメラで撮ると「65mm」相当になる。1xのメインカメラは「23mm」相当なので、その3倍となると「69mm」のはずで、3倍弱(2.8倍)だ。細かい事だけど。最高倍率は20xとなる。

もうちょっといろいろ撮ってみる

 より実用的なところで、6x(130mm)で東京から見た夕富士を撮ってみた。ちゃんと「夕景」と認識してよい色に。

 AQUOS sense9と同様、AQUOS R9 proにもマクロモードが付いた。

 オートマクロをオンにしておくと、被写体にぐぐっと近づいたときに、自動的にマクロモードに切り替わる(アイコンが青くなる)。

 そしてカメラがより近くまでピントが合う超広角カメラに切り替わり、撮影されるのだ。

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