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全部“5030万画素”カメラの実力やいかに? 「AQUOS R9 pro」のカメラはスマホらしく撮れるライカカメラだった

ITmedia Mobile / 2024年12月27日 18時5分

 ただ、通常は「オートナイト」をオンにしておくと、写真モードでも自動的にナイトモードになる(月のアイコンが青くなる)ので、それでOK。

 オートナイトモードで。クリスマスイルミネーションを見事に撮ってくれた。空のグラデーションもイルミネーションもよい表現をしてくれました。

 動画は、通常のビデオ(動画撮影)に加えて「PROビデオモード」を持っており、そこではシネマティック/ナイトビデオに加えてDolby Vision(ドルビービジョン)を選べる。

 手ブレ補正は優秀で、階段を降りたり上ったりしながら撮っても揺れはきちんと補正されていた。

 今回は試せなかったが、別売りのケースを介することで、カメラ用のフィルターを装着することも可能だ。

 と、前モデルのAQUOS R8 proからフルモデルチェンジしたAQUOS R9 pro。基本性能はぐんと上がり、19mm相当のシングルカメラ1つから全部5030万画素のトリプルカメラ(しかもメインカメラは約1.05型)に大きく進化し、シャッターボタンもついた。

 そこで気になるのは、ライカスマホのもう1つの雄、Xiaomi 14 Ultraと比べてどうなのか、というところ。

 細かい機能や性能の違いを抜きにすると、ライカ成分がより多めで、ライカ気分を味わえるのがXiaomi 14 Ultra、ライカスマホだけどスマホ成分が強めで、普通のスマホ感覚で撮れるのがAQUOS R9 proといっていいかと思う。

(モデル:長谷川実沙)

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