1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

達人が選ぶ「2024年を代表するスマホ」 ハイエンド/ミッドレンジで厳選した5機種を語り尽くす

ITmedia Mobile / 2024年12月27日 19時25分

 Pixel 9 Pro XLは、性能に対してやや高額ですが挙げました。理由の1つは、今年各社のAIを活用する中で、Pixelの機能やGeminiを日常の検索から各種処理の解決まで広く利用する機会が多かった点。もう1つは、今年は旅をしながら複数の機種の写真に加えて動画も比較撮影することが多かったのですが、広い焦点距離、近年のスマホのAIによる盛りもありながら派手すぎず無難に撮れること、夜間の動画もクラウド処理を含めて当たりのカットが出やすかったのが印象的でした。2024年という観点だと標準サイズで光学5倍を搭載したPixel 9 Proを挙げたいところですが、撮るのも見るのも大画面で快適という好みでPixel 9 Pro XLにしています。

●村元氏:「Galaxy S24」は希少なコンパクト機として評価

・推薦機種(ハイエンド)……Pixel 9 Pro、Xiaomi 14 Ultra、Galaxy S24・推薦機種(ミッドレンジ)……AQUOS sense9、Nothing Phone (2a)

 ハイエンドのPixel 9 Proは、これまでの無印か、大画面のProかという2択だった中で、今回は“無印サイズのPro”が出てきたことを評価しています。性能がよくてコンパクトな機種が欲しかった人は多かったと思いますから。

 後は島さんと同じで、旅行に行くときのカメラとしてはPixel 9 Proが圧倒的によかったです。その理由は、カメラが記憶色に補正されるのですが、無理すぎなくて、ナチュラルなこと。例えば、旅行中に天気が悪くて、曇り空だったとしても、曇り空なりにきれいに撮れます。逆光も、水もきれいに撮れます。失敗がなくて、広角の美しさが圧倒的でした。カメラに関しては、Pixel史上一番レベルが高いところに到達したと感じます。GeminiやAI機能も使いやすい。ただし、値段が高かったですね。

 Xiaomi 14 Ultraは、見たら買いたくなるインパクトがありました。実際に個人的にも購入しまして、19万9000円くらいしましたが、フォトグラフィーキットなども付いていて、買ったことを後悔しておらず、いまも使い続けています。広角から望遠まできれいに撮れますし、ライカの色使い、フィルターやスタイルの使い分けも楽しいです。ただし、電池が早くなくなったり、使わないのに立ち上がる「Mi Browser」が邪魔だったり、改善してほしい要素もいくつかありました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください