米司法省 vs Googleの裁判のゆくえ Androidユーザーへの影響は?
ITmedia Mobile / 2025年1月1日 11時3分
3はどうでしょう。Google Playストア以外のアプリストアがプリインストールされていたらうれしいでしょうか。そもそも、AppleのiOSと違って、AndroidではGoogle Playストア以外からのアプリダウンロードは可能です。アプリの選択肢が増えるのはエンドユーザーにとってもいいことかもしれません。それでも、セキュリティを考えれば、今のところなるべくアプリはGoogle Playストアからダウンロードしたいと私は思います。
●この後どうなる?
最終判決が出るのは2025年の夏頃の予定です。
Googleは控訴する意向を示していて、今後の裁判の行方はまだ不透明です。また、司法省とGoogleの交渉や、裁判所の最終的な判断によっては、判決案の内容が変更される可能性もあります。
まったくのおとがめなしになる可能性は低いので、AIの開発競争にも影響がありそうです。ユーザーの皆さんは既に、検索の種類によってはChatGPTに質問することが増えていませんか?
ChatGPTやGoogleのGeminiのようなLLMは、Google検索のキーワード検索とは違う、より自然な形での情報検索が可能です。これらが、Google検索の独占状態を揺るがす可能性もあります。裁判が長引いている間に独占状態じゃなくなっていたりして。
GoogleはAI開発にも役立つ量子コンピュータ関連でも先端を走っています。個人的には自分が生きている間にAGI(Artificial General Intelligence:汎用人工知能)をGoogleに実現してもらいたいところです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
Googleに独禁法違反、Chromeの売却も視野に アプリ選択肢や検索環境に影響の可能性
東洋経済オンライン / 2024年12月27日 9時30分
-
Apple、Google独禁法訴訟に介入の申し立て 「司法省の要請は消費者に不利益」
ITmedia NEWS / 2024年12月25日 9時15分
-
グーグルがブラウザ標準搭載契約見直し案、独禁法違反訴訟で是正策
ロイター / 2024年12月23日 8時7分
-
Google、司法省のChrome売却要求に反論 独自是正案を提出
ITmedia NEWS / 2024年12月22日 8時0分
-
手軽に「ググる」はもうできなくなる?…米司法省がグーグルに「Chrome売却」を要求した本当の理由
プレジデントオンライン / 2024年12月13日 6時15分
ランキング
-
1ハードオフに1650円で売られていた“まさかの掘り出し物”→修理すると…… 見事な復活劇に「相場が上がってしまうw」
ねとらぼ / 2025年1月6日 11時0分
-
260年以上前の缶入りの水、開けてみたら…… 驚きの中身に注目が集まる 加
ねとらぼ / 2025年1月6日 7時10分
-
3パナソニックから光学30倍ズームのコンパクトデジタルカメラ ライカレンズと2030万画素のCMOSセンサー搭載
OVO [オーヴォ] / 2025年1月6日 7時41分
-
4年末年始9連休でPCのパスワード忘れた!?「脳が仕事を拒否」「身体が覚えていた」危険なジョークも
iza(イザ!) / 2025年1月6日 14時7分
-
5退職代行「モームリ」、6日の依頼件数が“過去最多”230件に Xでは「年末年始の休みで気持ちが切れる」との声も
ITmedia NEWS / 2025年1月6日 11時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください