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「Galaxy S25/S25+」発表、AIが進化してアプリを横断した命令実行が可能に 実機を写真で解説

ITmedia Mobile / 2025年1月23日 3時5分

「Galaxy S25/S25+」発表、AIが進化してアプリを横断した命令実行が可能に 実機を写真で解説

ノーマルモデルのGalaxy S25(左)と、その大画面版にあたるGalaxy S25+(右)。日本ではGalaxy S25+は販売されない

 サムスン電子は、1月22日(現地時間)に米カリフォルニア州サンノゼで、新製品発表イベントの「Galaxy Unpacked」を開催。フラグシップモデルの「Galaxy S25」シリーズを発表した。ここでは、ノーマルモデルのGalaxy S25や、日本での取り扱いがない「Galaxy S25+」の特徴を写真でチェックしていく。

●Galaxy S24よりも薄く軽く Snapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載

 Galaxy S25は、6.2型のディスプレイを搭載した端末。大型化が進む昨今のハイエンドモデルの中では、比較的小ぶりな形状ながらも、処理能力などのスペックは最上位モデルの「Galaxy S25 Ultra」と同じだ。プロセッサには、Galaxy用に最適化された「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」を採用する。

 先代の「Galaxy S24」と比較すると、本体の厚さが約0.4mm薄型化されており、より手にフィットしやすい形状になった。これに伴い、重量も約162gとなり、Galaxy S24から5g軽量化されている。ただし、カメラなどの仕様は先代と同じで、メインカメラは50メガピクセル。12メガピクセルの超広角カメラと、10メガピクセルの3倍望遠カメラを備える

 カメラは、標準アプリだと0.6倍、1倍、2倍、3倍に切り替えることが可能。2倍は、50メガピクセルをそのまま使って12メガピクセル相当に切り出すことで画質の劣化を抑えている。デジタルズームとAIによる超解像処理を組み合わせた最大30倍のズームにも対応する。

 Galaxy S25 Ultraのディスプレイの四隅が丸みを帯びたことで、正面から見たときの形状にはより統一感が出ているが、Galaxy S25の方がより角丸のアールが大きく、やわらかい雰囲気を醸し出している。カラーバリエーションはアイシーブルー、シルバーシャドウ、ネイビー、ミントの4色だが、Samsungオンラインショップ限定カラーとして、ブルーブラック、コーラルレッド、ピンクゴールドの3色も発売される。

 この限定色のカラーバリエーション展開は、グローバルと同じ。Galaxy S25 UltraにもSamsungオンラインショップ限定カラーが用意されているが、どちらかといえば、Galaxy S25の方がポップな色合いのバリエーションが多い。こうしたカラー展開は、よりカジュアルにスマホを使う標準モデルのユーザー層を反映しているといっていいかもしれない。

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