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中古スマホの「失敗しない」選び方 購入時に注意すべきことは?

ITmedia Mobile / 2025年2月11日 10時5分

中古スマホの「失敗しない」選び方 購入時に注意すべきことは?

メルカリのトップページ。個人間取引はオンライン上で行うため、実物を見てから購入できない

 年々、スマートフォンの価格が高騰している。世の中には、あえて「中古」という選択肢もアリではないか? と思う人がいるだろう。中古のスマートフォンは、一度は誰かの手に渡り、使われたものを指すが、市場には型落ちで安くなった状態良好な中古もある。こうした中古スマートフォンを購入することで、新品を買うよりも出費を抑えられる場合がある。

 ただ、中古スマートフォンと聞くと、本当に自分で買って安心して使えるのか、そもそもどこで買えばいいのか、買ったあとのサポートはあるのか、といった疑問や不安がわき、購入に至らない場合もあるはずだ。そこで、中古のスマートフォンを買うときに、どのような点に注意すべきかをまとめる。

●フリマアプリと実店舗(専門店)での購入、どちらがいい?

 まずは中古スマートフォンを実際に買う方法から見ていく。いわゆる個人間取引のフリマアプリでは交渉次第で実店舗よりも安く購入できる場合があるが、おすすめなのは販売店舗を構える中古販売事業者での購入だ。

 購入方法として、フリマアプリの方が即決でスムーズに安く買える、と思う人もいるだろうが、実はそこに落とし穴がある。というのは、フリマアプリが基本的に身元不明な出品者と購入者がオンラインでやりとりを行う他、例え商品に問題が生じても、基本的に個人間で交渉しなければならないためだ。

 一方、販売店舗を構える中古販売事業者なら、購入希望者が購入前に商品の状態を確認できる。もし、傷やへこみが予想以上にひどい、電源が入らない……などの症状が見られる場合は購入をやめることが可能だ。購入前に商品状態を実際に確かめられないフリマアプリよりはいい。

●商品状態の指標となる「ランク」って何? 購入前にまず気にすべき点

 これを踏まえた上で、ここからは実店舗でどのようにして中古スマートフォンを選べばいいのかを解説する。

 店に入って最初に気にしたいのは、商品の状態にも関わる「ランク」だ。例えば、大手の中古販売店では、リユースモバイル・ジャパン(RMJ)のガイドラインによる5ランクで分けていることが多い。RMJは、ゲオやブックオフコーポレーションなどが2017年3月に設立した業界団体だ。

 ランクはS~Jの5段階に分かれる。Sは最も状態のよいランクで、その下のAもほぼきれいな新品に近い。ランクがさらに落ちたBとCでは、傷やへこみがあるような商品が多く見られる。最もおすすめできないのは、最も低いランクのJだ。ジャンク品のJを意味し、壊れた状態のまま買い取りに出された商品も、このJランクに当てはまる場合がある。

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