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中古スマホの「失敗しない」選び方 購入時に注意すべきことは?

ITmedia Mobile / 2025年2月11日 10時5分

・S:未使用品

・A:美品、目立つ傷がなく非常にきれいな状態

・B:中程度品、細かな傷・薄いかすり傷があり、使用感がある状態

・C:使用済品、目立つ傷や擦り傷等があり、明らかな使用感がある状態

・J:破損、目に見えてダメージがあり、激しい損傷または破損している状態

 実店舗にもECサイトを持ち、いわゆる通販で中古スマートフォンを手に入れる方法が可能だ。実店舗が近くになく、ECサイトでの購入を希望する場合でも、ランクは気にした方がいい。ECサイトでは、フリマアプリ同様に購入前に商品の状態を実際に確認できないが、このランクが商品状態の「目安となる」ため、繰り返しにはなるが、購入前にまず気にした方がいい。

●バッテリーの状態を気にすべき スマホの設定から確認できる

 続いて、バッテリーの状態だ。スマートフォンのバッテリーは、経年劣化するものなので、使うほどに寿命は縮まる。中古スマートフォンの中には、バッテリーが膨らんでいるものや、バッテリーの減りが早いものもあるので、ここにも注意したい。

 Appleのサポートページによると、iPhoneの場合はフル充電サイクルを500回繰り返しても、本来の蓄電容量の最大80%を維持するよう設計されている。フル充電サイクルでは、バッテリーを100%消費すると1回カウントされる。例えば75%を1日で消費し、充電した翌日に25%消費した時点で、1回のサイクルを完了したことになる。100%消費するペースが2日に1回程度だとしたら、2年9カ月ほど使っても80%を維持できる計算になる。

 誤解なきようにお伝えすると、ここでいうパーセンテージは、バッテリーがどれくらい充電されているかを示す数値ではなく、本来の蓄電容量のうち、どれくらいまで蓄電できるのかを示す数値だ。iPhoneの場合、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」に表示される「最大容量」がそれだ。

 中古販売店の中には、この最大容量を商品状態の説明に含める店もあるが、この記載がなければ、問い合わせるか、店舗で購入前に確認を求めるのも手だ。筆者の経験上、購入前の実機確認を拒否されたことは「未使用品」を除けばほぼないが、気になる人は確かめた方がいい。

●保証サービスの有無を確認 例えば、ゲオなら「修理代金の全額を保証」

 最後に保証の有無を確認したい。新品でなければ全く保証がないのではないか? と不安に思う人もいるだろう。中古スマートフォンを購入する店舗で保証サービスの有無を確認するといい。

 例えば、ゲオでは「ゲオ中古モバイル保証」を提供している。3万2780円の中古スマートフォンを購入する場合、購入時に保証サービスの料金として4144円を支払うだけでいい。2178円に加え、中古端末の価格(割引前価格)の6%を掛けた金額がそれに当たる。

 修理時にはゲオが「修理代金の全額を保証」するとしている。全損や修理ができない場合は、購入時に負担した金額と同額の割引クーポン券を進呈し、それを「端末の再購入に充当できる」としている。

 ただし、対象商品が税別7000円以上の中古スマートフォン、タブレットに限られる。ガラス割れや水没などは対象外となる。端末の購入時に加入する必要があり、後日加入できない点にも注意が必要だ。保証期間は加入から1年間となっている。

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