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Meta、AIアシスタント「Meta AI」をInstagramやMessengerでロールアウト

ITmedia NEWS / 2024年4月19日 7時27分

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InstagramのDMでのMeta AI利用

 米Metaは4月18日(現地時間)、AIアシスタント「Meta AI」をInstagram、Facebook、Messenger、WhatsAppにロールアウトしていくと発表した。まずは英語版のみで、北米やシンガポールなど、数十カ国で提供する(日本は対象外)。米国では、Ray-Ban MetaスマートグラスとMeta Questシリーズでも利用可能になる。

 同日発表のLLMの新版「Llama 3」で構築した。マーク・ザッカーバーグCEOはFacebookなどに投稿した動画で、「Meta AIは、自由に使える最もインテリジェントなAIアシスタントだと信じている」と語った。また、米GoogleのGoogle検索と米MicrosoftのBingからのリアルタイムの知識を直接統合したとも語った。

 例えばInstagramのDMで友人とピクニックの予定を立てているとき、@Meta AIを会話に参加させて「サンフランシスコで夕日がきれいなピクニックスポットを教えて」と尋ねると、Google検索結果に基づいて複数のスポットを提案する。

 Meta AIは同社のアプリだけでなく、Webサイトmeta.aiでも利用できる(日本からはまだアクセスできない)。

 WhatsAppとmeta.aiでは、画像生成機能「Imagine」もβ版として利用できるようになる(日本はまだ)。ユーザーが例えば「Imagine a soccer game on mars」(火星でのサッカーの試合の画像を生成して)と入力すると、soccerと入力すると普通のサッカーの画像が、on marsまで入力するとそれが火星上に変わるなど、数文字入力するごとに画像が変化する。

 Imagineでは、画像をアニメーション化してGIFとして保存し、共有することもできる。

 Meta AIの使用開始時には、入力したコンテンツはMetaのAI向上のために利用されるという注意書きが表示される。

 Metaは昨年9月の年次イベント「Connect」でMeta AIを発表した。

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