発想が変、タイパ最悪、だがそれがいい! エフェクトがかけられる新型“チェキ”で味のある写真を撮りまくる
ITmedia NEWS / 2024年5月4日 13時47分
LLは光の漏れ感を表現してるので下方向に色がかぶってるが他は全体の色を変えてるのが分かると思う。
カメラは光を画にするものであり(だから、PhotoGraphだ)、光の色が変われば撮れる画の色も変わるのである。
でもこれ、インスタントカメラの運用を考えると、かなり無茶な発想で、例えば、とりあえず「LB」で撮ってみて、どんな風雨に撮れてるかな……と感じるまでに1分は待たねばならないのだ。
チェキなのでうにーっとフィルムが出てきて、そこに画が浮かび上がるのをじっと待つ。
それを見ながら、「あ、いい感じに撮れた」「うーむ、ちょっと違うなあ、撮り直そう」となるわけで、フィルムと時間の消費がはんぱない。タイパも悪い。エフェクトがあれこれかけられる分、余計、結果が気になってじっと待っちゃう。
でも、使ってみるとそれがいいのである。デジタルカメラとは違う時間が流れる感じ。
上の作例はとりあえず6枚撮ったあとでベンチに座ってふたりでじーっと画が定着するのを待って、ちゃんと撮れてるかを観て、「どれがいい?」とかやってたのである。
ちなみに彼女は「WT」が良いそうである。
●撮った写真はスマホで
とまあ、昨今はデジタルでやっちゃうようなエフェクトをアナログでやるのがユニークすぎるカメラだった、しかもインスタントフィルムなので1枚限りである。
そこにインスタントフィルムの真骨頂が詰まってるのだ。
その代わり、チェキプリントを撮影して保存するアプリ「intax UP!」が用意されている。
プリントをテーブルの上などにおいて、それをスキャンしてスマホにためていくのだが作業はすごく簡単だ。スキャンモードでアプリを向けると自動的にプリントを見つけてくれるので、「scan」ボタンをタップしたあとは全自動だ。
自動的に枠を見つけてまっすぐになるよう補正して撮影してくれるので、SNSでシェアしたり相手のスマホに撮ったものを送りたいときにいい。
プリントを机の上にばらまいたように見せてくれるのもチェキっぽい(もちろん普通のサムネイル表示もできる)。
ここから先の作例はすべてこれでスキャンしたものだ。
まずは普通にポートレート。横位置で、背景が暗い色だったので顔がトバないよう1段暗くして撮影なり。
次は店頭に立ってた黄色い消火栓(もちろん本物じゃない……はず)。
フォーカスを近距離に合わせて。
もう1つ、近距離から顔のアップ。ちょっと暗いとフラッシュはほぼオートで光ります。
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