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GMO、「AI・ロボット」事業に参入 得意のネットインフラや金融を組み合わせた“総合力”で勝負

ITmedia NEWS / 2024年6月18日 17時20分

 GMO AIRのロボット事業は、社名に「商事」とあるように商社機能がメインとなる。ロボットやドローンは自社開発せず、国内外の有力なベンダーから商品を調達し、本AI事業やAI活用ノウハウ、GMOインターネットグループが手掛けるネットインフラ商材(ネット回線、ドメイン、クラウド、セキュリティ、決済、データセンターなど)、金融サービス(レンタルやリース、ローン、保険、助成金活用支援など)を組み合わせる。ロボット事業を手掛けるIT企業は他にもあるが、GMO AIRは同グループの総合力で勝負する。

 GMO AIRで取締役会長に就任する熊谷正寿氏(GMOインターネットグループ代表)によると、当初はAIコンサルティングが大きな柱になるという。「生成AI使ってない企業が全体の8割。啓蒙活動が必要。マーケットイン型営業を心がけたい」「インターネット産業の黎明期と同じ考え方で、当時プロダクトアウトした会社はあまり残っていない。(インターネットサービスを)これ便利だから使ってくださいというのは、消費者のニーズとマッチしないケースが多くある」(熊谷氏)

 一方、将来のビジョンとして、国内外のロボット・産業用ドローンメーカーに対し「インタラクションデータプラットフォーム」の構築と「金融サービス・LaaS(Labor as a Service)合弁設立」を目指す。合弁会社では融資、IPO支援、助成金活用支援、LaaSコンサルを予定。ロボットやドローンから得られる行動・観測データを、高精度で信頼性の高い全体データとしてまとめ、AI・ロボット・ドローンメーカーにフィードバック。AIとロボット産業発展の基盤にするとしている。

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