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キヤノンの新しい“2つのハイエンド”は何がすごいのか? 「EOS R1」「EOS R5 Mark II」を見てきた

ITmedia NEWS / 2024年7月28日 17時56分

 全体としては、電子シャッターメインでも常用できるレベルとなり、AFや連写、そして堅牢性に優れた過酷な環境でも過酷なスポーツの撮影もこなすフラッグシップ機になったということだ。

 発売は11月の予定だ。ちょっと先。キヤノンオンラインショップでの予定価格は、税込みで108万9000円。いわゆる100万超えになった。

●「EOS R5 Mark II」の重量は「EOS R5」とほぼ同じ

 EOS R5 Mark IIは前モデルが2020年発売でかなり間が空いたこともあり、レベルアップの幅がすごく大きい。

 約4500万画素の高画素を保ったまま、裏面照射型積層センサーで電子シャッターの常用を可能にし、AFも賢く速くなった。

 EOS R1に迫る性能を持っているのに、ボディは小型でコンパクトなのが特徴だ。

 基本デザインはEOS R5を継承している。

 ちなみに、質量は約746gでEOS R5より8gだけ重い、というかほぼ同じ。

 今回の製品発表では動画撮影性能への言及が多かった。

 8K/60+ RAWや4K/60p SRAWのカメラ内部記録にも対応。

 CINEMA EOSとの併用もしやすくなったようだ。

 ユニークなところでは冷却ファンを内蔵した縦位置グリップというオプションも用意されているところか。EOS R5 Mark IIの底面には冷却用のスリットがあり、冷却ファン内蔵のグリップと組み合わせることで長時間撮影時の温度上昇を軽減できるという仕組みで、動画撮影時に威力を発揮する。

 その他、通常のバッテリーグリップとEthernet端子付のバッテリーグリップも用意されている。

 何はともあれはやく実機を使って撮影してみたい2機種だ。

 EOS R1はもう完全にプロ用の、特にスポーツなど高速連写が必要なニーズ向けのフラッグシップ機なので誰でもって感じではないけれども、EOS R5 Mark IIはミドルクラスのハイエンド機……いや、十分なハイエンド機。EOS R1と共通ともいえる高性能といい、裏面照射積層センサー搭載で4500万画素という高画素を維持したところといい、速さと画質をいい感じに兼ね備えたかなりの高性能機だ。

 キヤノンオンラインショップでの予定価格はボディのみで65万4800円(税込)だから、円安とはいえ、価格も含めてハイエンド機だよね、とは思うけど、静止画から動画までマルチで活躍しそうなカメラなので要注目である。

 なお、やはり待っていた人は多かったようで、予約受付を始めてすぐに「商品の供給状況についてのお詫び」のページに両モデルの名前が掲載された。通常よりも納期が遅くなる可能性があるという。

 キヤノンオンラインショップの販売ページには「発売日にお届けできない可能性があります」と書かれている。購入を検討している人はそれなりの覚悟したほうが良いかもしれない。

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