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エアコンが故障? 自分で取り付けOKの「窓用エアコン」という選択肢 近年は静音化でユーザー満足度も向上

ITmedia NEWS / 2024年8月11日 7時0分

 ただし冷房能力は、窓用エアコンが1.4/1.6kW(同)なのに対して、ルームエアコンは2.0/2.2kW(同)。そのためルームエアコンの方が、外気温が高いときなどに強力に運転できる。

●エアコンの選択肢として、特に賃貸派に

 現在、窓用エアコンを販売しているのはコロナ、コイズミ、トヨトミ、ハイアールの4社。以前は大手家電メーカーも販売していたが現在は撤退している。窓用エアコンを導入する場合、この4社のモデルから選ぶことになる。

 窓用エアコンの価格は4~8万円で、5万円前後が主流。本体価格は同等クラスのルームエアコンとほとんど変わらないが、取り付け費用がかからないため、その分の導入費用を抑えられる。そして、自分で取り付けられるので買ったその日から使える。

 実際に窓用エアコンを導入したユーザー事例の中には、ルームエアコンも取り付けられる場所ながら、手軽さや導入コストの安さを重視して窓用エアコンを導入した人もいた。

 さらに賃貸住宅に住んでいる場合、自分で取り付け・取り外しできるため、引っ越し先でも利用可能。業者による作業が必須のルームエアコンとは手軽さが違うのだ。

 近年はスポットクーラーも一般家庭に普及し始めているが、「窓用エアコンはスポットクーラーと違い、すべての排熱が屋外にされるため、少ないロスで熱交換ができます。室内には排熱の影響がないため、効率よく冷房することができます」(コロナ)としている。

 冷房能力を考慮すればルームエアコン一択だが、昔は「うるさい」「効かない」というイメージだった窓用エアコンも進化していた。使える部屋は選ぶものの、手軽に設置できる選択肢として覚えていて損はないだろう。

(コヤマタカヒロ)

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