「iPhone 16」をさっそくハンズオン 「Apple Watch S10」「AirPods 4」実機も写真でチェック

　1200万画素の5倍望遠カメラは、120mm、F2.8、20度視野角、100% Focus Pixels、7枚構成のレンズ、3Dセンサーシフト光学式手ブレ補正とオートフォーカス、テトラプリズムデザインの光学系を採用し、最大25倍のデジタルズームにも対応。これまで、5倍ズームはiPhone 15 Pro Maxのみの採用だったが、16 Pro／16 Pro Max両モデルで仕様が共通となった。

　iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxは、これまで米国モデルのみに搭載されていた「ミリ波」用アンテナ部分に、新しく「カメラコントロール」を搭載。表面には、サファイアクリスタルが装着されており、それをボディの色とマッチしたステンレススチールの縁が囲む。内部には、触覚フィードバックに対応した高精度な感圧センサーが組み込み込まれている。

　クリックして、カメラアプリを起動。もう一度クリックすると写真を撮影できる。ビデオモード中にクリックして撮影を開始することもできる。軽く押して、ズームなどのコントロールを開くことができ、軽く2回押して、別のカメラ設定を選択し、指をスライドさせることで設定を調整できる。

　操作を行う際、デバイスのベゼルからカメラコントロールが顔を出すような形でオーバーレイが表示される。

●iPhone 16／iPhone 16 Plus

　iPhone 16、iPhone 16 Plusは、航空宇宙産業レベルのアルミニウム、素材に色を浸透させた背面ガラスを継続採用し、傷をつきにくくするセラミックシールドガラスは、初代モデルと比較して強度が50％アップしている。

　カラーはブラック、ホワイト、ピンク、ティール、ウルトラマリンの5色を用意する。

　iPhone 15、iPhone 16のピンクを比べてみると、iPhone 16の方がより濃い色になっていることが分かる。また、背面とカメラ部の色の濃さも変わっている。

　iPhone 15 Pro／iPhone 15 Pro Maxのみの搭載だったアクションボタンも搭載。ユーザーはボタンを押すだけで、設定したさまざまな機能にアクセスできる。

　iPhone 16、iPhone 16 Plusは「Super Retina XDRディスプレイ」を採用。最大輝度1000ニト（標準）、ピーク輝度1600ニト（HDR）、ピーク輝度2000ニト（屋外）で、iPhone 15、iPhone 15 Plusのディスプレイと同じ仕様となっている。サイズも6.1インチと6.7インチで同一だ。