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手元に大きなキーが1つ増えるという新鮮な体験 REALFORCEに聞くスペースバー分割キーボードの開発意図

ITmedia NEWS / 2024年9月30日 15時37分

手元に大きなキーが1つ増えるという新鮮な体験 REALFORCEに聞くスペースバー分割キーボードの開発意図

「R3 Keyboard / R3HI17」

 出展社数が過去最多となった「東京ゲームショウ2024」(9月26~29日、幕張メッセ)。その中でもハードウェア関連が集まっていた9ホールに出展していたのが、東プレのREALFORCEです。どうしても実機を確認し、担当者に話を聞きたい製品があったので、現地を訪ねました。

 今回の展示の中心は、過去に紹介したこともあるゲーミングキーボードの「GX1」で、最新のホロライブ×REALFORCEコラボモデルが発表となりました。白基調のものと黒基調のものがあり、2025年初頭に数量限定で発売を予定しています。受注生産で11月下旬から予約を受け付けます。

 正直、キーボードのコラボモデルってどういうこと? と思っていたのですが、実物を見ると、カラバリモデルの1つとして、これは実にアリということが分かります。コラボ先の世界観でカラーが設定されているので、単純にカラバリとしてよくできているのです。

 キーボードのカラバリといえば、キートップの交換などが思いつきますが、たくさんの色が用意されているわけでもないのが実情。コラボのおかげで、新しいカラバリが増えるというだけでも、これは企画として楽しいです。初音ミクコラボなんて、このカラーリングというだけで買ってしまいそうな自分がいます。

●スペースキーを分割した「R3 Keyboard / R3HI17」が気になる

 ただ、今回どうしても実機を確認したかったのは別にありました。それは「REALFORCE R3」のセパレートスペースキーモデル「R3 Keyboard / R3HI17」。キーボードの仕様としては、従来型のR3と基本的に同じで、スペースキーが2つに分割されています。

 スペースキーを分割してどうするの? と思う人もいるかもしれませんが、要するにスペースキーが2つあることで、色めき立つのが親指シフトのユーザーです。

 親指シフトでキー入力する際には、ソフト的にはあれこれ設定は可能ですが、スペースキーの場所に物理的に2つキーがあるととても運用がしやすくなります。ただ、そういうキーボードは現行品ではあまりないので、それは大喜びとなるわけです。

 ただ、親指シフトのためだけに新しいキーボードを発売するというのも、少し考えにくい話です。そこで、この「R3 Keyboard / R3HI17」の開発意図や実際にどう利用されているのかということをお聞きしました。

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