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Microsoft、「Copilot+ PC」と「Windows 11」のAI機能を大量に発表

ITmedia NEWS / 2024年10月2日 8時28分

 例えば、新居の家具を探す場合、Copilot Visionは、家具の検索、適切なカラー パレットの検索、表示している家具候補の配置方法の提案などを行う。

 以下の動画では、ユーザーの祖母の写真や遺したレシピの画像について会話している様子だ。

 セキュリティとプライバシーに配慮し、Copilot Visionは完全にオプトインで一時的なものになっている。Visionが“見た”コンテンツは保存されず、トレーニングにも使われず、「セッションを終了した瞬間にデータは永久に破棄される」という。

 「Think Deeper」は、より複雑な質問も推論する機能。応答に時間がかかるが、難しい質問に対してステップバイステップの回答を提供するという。例えば、引越し先候補地の比較や次に購入する車の車種の相談などに使えるとしている。

●Copilot以外のWindows 11の新機能

 Copilotに加えて、Windows 11に今後追加される主な新機能も発表された。ほとんどが、まずはCopilot+ PCで利用可能になる見込みだ。

「Recall」は10月にCopilot+ PCのWindows Insider向けに公開

 5月に発表し、プライバシーの懸念の高まりを受けて提供を延期していた「Copilot+ PC」向け新機能「Recall」(日本では「リコール」)のプレビュー版を、10月にSnapdragon搭載のCopilot+ PCでWindows Insider向けに公開し、11月にそれ以外のCopilot+ PCでWindows Insider向けに公開する。

 オプトイン設定になるなどの改善については先月末に発表済みだ。

クリックするとAIが処理候補を提示する「Click to Do」

 「Click to Do」(プレビュー)は、ユーザーが画面上をクリックすると、インタラクティブなオーバーレイで候補となるアクションを表示することで、ワークフローの簡素化を支援するように設計された機能。

 Bingによるビジュアル検索、写真の背景ぼかしやオブジェクトの消去、ペイントによる背景の削除などのタスクを支援する。

 テキストの書き換え、要約、説明のインライン化、テキストエディタでのオープン、(認識されたメールアドレスでの)メール送信、Web検索などのテキスト関連のアクションも支援する。

 まずCopilot+ PCで利用可能になる見込みだ。

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