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Adobe MAXで発表された主な新機能 生成AI「Firefly」でアプリ強化

ITmedia NEWS / 2024年10月15日 7時39分

Adobe MAXで発表された主な新機能 生成AI「Firefly」でアプリ強化

「Distraction Removal」で電線を削除(画像:Adobe)

 米Adobeは10月14日(現地時間)、年次カンファレンス「Adobe MAX 2024」を開催し、クリエイター向けの生成AI採用の多数の新機能を発表した。生成AI「Firefly」を各アプリに統合することで、クリエイティブワークフローの効率化を目指している印象だ。

 発表された新機能の一部をアプリ別に紹介する。

●Firefly

 以下の各アプリでの紹介と重複するが、

Firefly Video Model(β)リリース

 Firefly Video Model(β)がリリースされた。Premiere ProやFireflyのWebアプリに搭載され、テキストから動画を生成したり、静止画を動画に変換したり、映像クリップを拡張したりすることができる。

Firefly Image 3 Modelが正式版に

 Firefly Image 3 Modelが正式リリースになった。PhotoshopやFireflyのWebアプリに搭載され、Generative Fill、Generative Expand、Generate Similar、Generate Backgroundなどの機能で、より高品質で多様な画像生成が可能になる。

 IllustratorやIndesignにもFireflyが統合される。それらについては各アプリの項で紹介する。

●Photoshop

消しゴムマジックのような「Distraction Removal」

 人物、電線、ケーブルなどの不要なオブジェクトをワンクリックで削除できる。

Generative Workspace(β)

 Fireflyにより、複数のコンセプトを同時に検討・生成できる。生成されたアセットは自動的に整理された履歴ノートブックに保存され、再利用可能。

Adobe Substance 3D Viewer(β)との連携

 Adobe Substance 3D Viewer(β)との連携で、3DモデルをPhotoshopのデザインにSmart Objectとして取り込める。

Generative Fill、Generative Expand、Generate Similar、Generate Background

 Generative Fill、Generative Expand、Generate Similar、Generate Backgroundが正式版になった。これらではFirefly Image 3モデルを採用する。これにより、生成される出力の多様性とフォトリアリスティックな品質が向上し、以前のモデルよりも複雑なプロンプトをより適切に理解できるとしている。

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