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「目を覚まして……」──ゼルダ姫が優しく起こしてくれる「Alarmo」使ってみた 任天堂の“高級目覚まし時計”の実力は?

ITmedia NEWS / 2024年10月17日 19時5分

 位置を決めた後は、実際にベッドで寝てうごきセンサーのテストが始まる。それを終えるとアラーム音と起こし方の設定へと移った。

 アラーモは、「スーパーマリオ オデッセイ」や「ピクミン4」など5つのタイトルから7シーンの音、全35種類のアラーム音を収録している。早速、選ぼうとしたのだが、どうもアラーム音の試聴はできないようだ。

 これには正直「なんで?」という気持ちになった。一応アラーム音の名称は出るため、ゲーム音楽に詳しい利用者ならそれだけで分かるかもしれないが、全員がそうとは限らない(記者は詳しくないので名称だけでは分からなかった)。それにどの音なら起きられそうか実機で確認したいユーザーも多いだろう。

 ひとまず初日は「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(ブレワイ)から「冒険のはじまり」というアラーム音を選択。この音源は公式Webサイトで試聴でき、それによるとブレワイのヒロインであるゼルダ姫が「目を覚まして……」と呼び掛けてくれるらしい。起こし方については、音量が標準的である「しっかり起こすモード」を選んだ。

 ここまででチュートリアルは終わりのようだ。長くなったが、早速アラーモをベッドの近くに置き、寝てみることにした。

●アラーモとの初めての夜

 アラーモには「おやすみサウンド」という機能がある。これは設定した時刻に入ると、眠気を誘う音楽が5分間流れるというもの。設定したアラーム音によって変化するようで、ブレワイを選んだ場合は「パチパチ」と、たき火をしている音が流れ、アラーモの画面ではブレワイの主人公・リンクがたき火している様子も写った。

 部屋を暗くすると、アラーモのモニターも暗くなる。しかし、寝返りをうちアラーモの画面を見ると時刻が読める程度に明るくなる。どうやらここでも、うごきセンサーが働くようだ。記者は部屋を真っ暗にしないと寝れないため、ややうっとうしく感じたが、目をつぶり画面をなるべく見ないようにした。

 そうこうしているうちに、気が付けば眠りに落ち、あっという間に朝がやってくる。

●「目を覚まして……」 ゼルダ姫のささやきを無視し続けると……

 「目を覚まして……目を覚まして……リンク……」──17日の朝はそんな声で目を覚ました。優しくささやくようなゼルダ姫の声であったが、無事に起きることができたようだ。意識が戻り、ベッドの上でもぞもぞと動いているうちに、アラーム音は勝手に止まってしまった。どうやら、これが任天堂の言うところの“触れずに使える”ということらしい。

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