1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

DLsiteの“スケベメルマガ”、実は若手女性社員率いるチームが書いていた “怪文書”作成のプロフェッショナルな作業風景

ITmedia NEWS / 2024年11月30日 12時0分

 「もともと同人作品を鑑賞するのが趣味で、ジャンルの知識は蓄えていたためメルマガの作成を大変だと感じることはありませんでした。知らないニッチジャンルに出合える可能性があるのでそれが楽しみの一つです」(渡邊さん)

 同じくメンバーの中軽米(なかかるまい)さんは学生時代、自然科学の研究をしていたという。しかし「2次元に救われてきた人生だったので、インターンを経て新卒入社という形で今に至ります。正社員となってほぼ同時期に、メルマガ作成を担当することになりました」という。

 「学生時代から、同人作品というクリエイターの個性が濃く出るものを楽しむのが好きでした。男性向け女性向けなど広く触れてきていたので、ジャンル違いなどに対する抵抗や大変だという印象は持ちませんでした」(中軽米さん)

●教えて、仕事の楽しさとやりがい 3人に聞いた

 3人は自身の仕事の楽しさややりがいについて、それぞれ以下のように意気込みを語る。

 「メールマガジンを担当していて最も楽しいのは、ユーザーからの反応をダイレクトに感じられるところです。開封率やクリック率などの定量的なデータはもちろん、Xでの言及といった定性的な反応も大きな励みとなっています。どういった内容がユーザーさんに響くのかを見極め、その結果を次回に生かせるかがやりがいにつながっています。またメールを開封してもらえるかどうかは、件名にかかっています。だからこそ、一見ふざけているように見えるかもしれませんが、実はこだわりを持って取り組んでいます」(内藤さん)

 「メルマガ作成の中で特に楽しいと感じるのは、ユーザーと直接コミュニケーションが取れる点です。メールへの反応は毎回異なり、どんな要素に興味を持たれるのかを解明していくのはまるで謎解きのようで非常に興味深いです。特に件名はユーザーの皆さんが最初に目にする重要なコンテンツなので、パンチの効いた表現になるようにこだわりを持って作成しています」(渡邊さん)

 「開封率やクリック率だけではなく、SNSなどでメールマガジンに対する生の反応を見られることが日々のメルマガ作成をするうえで特に楽しく、やりがいとなっています。見られないと始まらないメルマガだからこそ、ただ情報を届けるだけでなくユーザーさんが面白がって興味持ってくれるものを作れるよう考えて日々まじめに作成しています。より印象的で、より強烈な一撃を与えられるような件名を求めて修行を重ねてまいります」(中軽米さん)

 3人の活躍により、メルマガによる発信の需要もさらに高まっているという同社。現在は組織の拡充に向け、新しい人材も募集中という。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください