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「億万長者からSNSを救おう」──Free Our Feeds発足

ITmedia NEWS / 2025年1月14日 11時9分

「億万長者からSNSを救おう」──Free Our Feeds発足

 ソーシャルメディアを億万長者の支配から救おう──著名なエンジニアやジャーナリストらは1月13日、新たなキャンペーン「Free Our Feeds」を立ち上げた。3年間で3000万ドル調達し、米Blueskyが採用する分散型ネットワーク「AT Protocol」ベースのソーシャルメディアエコシステムの開発を支援する。

 BlueskyのAT Protocolをベースにはするが、これを「より強力なものにするには、独立した資金とガバナンスが必要」なので公益財団を設立し、新たな独立した基盤を構築する。

 Webサイトのトップには「先週、(米MetaのCEOであるマーク・)ザッカーバーグが(米Xのオーナーであるイーロン・)マスクと全く同じ行動をとったことで、私たちはもはや億万長者にデジタル公共広場を支配させることはできない」とある。

 「同じ行動」とは、コンテンツの第三者によるファクトチェックを廃止し、コンテンツモデレーションのルールを緩和したことを指す。

 Free Our Feedsは、Mozilla Foundationの2人のエグゼクティブディレクターを含む9人の管理者によって運営される。賛同者には、Wikipedia創設者のジミー・ウェールズ氏、台湾の元デジタル大臣であるオードリー・タン氏、ミュージシャンのブライアン・イーノ氏や俳優、作家、ジャーナリストなどが名を連ねる。

 WebサイトのFAQによると、AT Protocolを基盤とするが、MastodonやThreadsなどが採用するW3C標準のプロトコル「ActivityPub」とのブリッジングと相互運用性を向上させるテストを支援するという。

 ActivityPub採用プラットフォームのネットワークを主催するSocial Web Foundationのエグゼクティブ・ディレクターもFree Our Feedsに参加している。

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