1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

データ探しにAI活用、クラウドの使い勝手も取り込んだ新世代のNAS「UGREEN NASync」

ITmedia NEWS / 2025年1月30日 8時20分

●クリエイティブワークフローへの統合

 スタジオなどのプロフェッショナルな環境では、Thunderboltポートを活用した高速データ転送と、アプリを組み合わせることで、効率的なワークフローを構築できます。

 例えば、以下のようなワークフローが実現可能です。

1. スタジオで撮影データの直接取り込み(SDカードスロット経由)

2. チーム内での即時ファイル共有

3. 権限管理による安全なプロジェクト管理

4. AIを活用したアセット管理

●ハードウェア設計は実用性を重視

 お借りしたNASync、ネットワークの都合もあり、机の下に設置してみましたが、動作音などが気になることもなく、とても安定して稼働しています。ほこりを防ぐフィルターの搭載など、長期使用とメンテナンスを考慮した設計になっています。

 また、ハードウェアスペックも拡張の余地を残した仕様となっています。

・DDR5 RAM(増設可能)

・Thunderboltポート搭載

・SDカードリーダー内蔵

・SSD拡張オプション

●これからのデータ管理を見据えて

 ここまで見てきたように、UGREEN NASyncは、単なるストレージソリューション以上の存在です。AIを活用した整理機能とクラウドのような使いやすさを組み合わせることで、純粋なクラウド依存に対する魅力的な選択肢を提示しています。もちろん、NASがあるから、クラウドを全部解約すればいいなんてものではなく、コストと容量のバランスをうまく両立させていくのが現実的な運用スタイルになっていくのだと思います。

 例えば、SNSに日々アップしているデータなども、自分のアカウントが永久にあるなんてことはありません。たまにでいいので、バックアップをしておくの自衛手段として必要になります。そして、そんなデータは巨大なものになりますし、普段は使わないので、NASに放り込んでいけばいいわけです。

 なお「GREEN FUNDING」でも約2週間後からクラウドファンディングを実施予定で、早期支援者向けに最大40%のディスカウントが設定されています(ドライブは別途)。

 最後に。今回の記事、出てくるのが遅いと編集部にさんざんせっつかれたのですが、ずっとUGREEN NASyncが多機能だから書くのに時間が掛かっていると言い訳していました。でも実は、NASで遊ぶのがすっかり楽しくなってしまった日があったことも正直に告白させていただきます。

 自分のデータをいくらでも突っ込めて、それをNASが自動的にあれこれよしなにしてくれるんだから、そりゃ楽しくて仕方がないんですよ。特に動画を一覧で見ることができるシアターアプリが最高。持っているデータ次第ではありますが、あれはもう、自分専用ネトフリみたいなものです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください