1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ネットトレンド

赤ちゃんが泣き出したらどうする? エンジニアパパが対応法をフローチャートでマニュアル化 育児と開発の相似点

ねとらぼ / 2024年4月9日 19時30分

写真

ギャン泣き対応“次の手”を追えるフローチャート一部(画像提供:akkieさん)

 育児に不慣れなうちは、赤ちゃんに激しく泣かれると、何をすべきかと慌ててしまうもの。そこで、なだめる方法をマニュアル化できないものかと考案された、「新生児ギャン泣きオンコール対応フローチャート」がX(Twitter)で話題です。「オムツが汚れている?」といった問いに対し、「はい」か「いいえ」で答えていけば、泣き止まなかったとしても次に打つべき手が提示される仕組み。

 考案者のakkieさんは、3月に第1子を授かったばかりのシステムエンジニア。初めての育児に苦労するなか、特にいつ起こるか分からない、“子どものギャン泣き”への対応に悩んでいたといいます。

 そんなときに思い出したのが、本業で経験したシステム障害対応。24時間いかなるときでも迅速な対応が求められる点で、業務と育児に類似性を見いだしたakkieさんは、その勤務形態になぞらえて、「オンコール」でギャン泣きに対応するフローチャートの開発を思い立ちました。

※オンコール:医療現場や介護施設、IT企業などでみられる、緊急事態にいつでも対応できるよう待機する勤務形態

 フローチャートは「泣く」に始まり、オムツや空腹の要因など基本的なチェック項目で分岐。オムツが汚れておらず、おなかも空いていなかった場合は、「口をちゅぱちゅぱさせているならばおしゃぶりを与える」「いきみやうなり、太鼓腹といった挙動があればげっぷを出させてみる」といった細かいチェックが続きます。

 その後は主に、「ここまでの対応をもってしても泣き止まないときのあやし方」。「抱っこした状態で足踏みやスクワット」「子の口元に手を当てて小刻みに動かし『アワワワワ』と言わせる」「ホワイトノイズや子守歌、タケモトピアノのCM、ビニール袋をカシャカシャ鳴らした音を聞かせる」といったポピュラーな方法が次々と提示されます。

 なお、ルートをどうたどったとしても、最後は「泣き止んだ?」の設問へ。「いいえ」の場合はもちろん最初からやり直しとなります。……チャートをなぞるだけで育児の苦労がしのばれるな……。

 フローチャートは開発途上ということで、akkieさんが「レビューしてほしい」と公開したところ、ポストは広く拡散。「抱っこしている状況では、よく効く反復横跳びを選択肢に入れるのがオススメ」「太鼓腹は便秘の可能性もあるので、便間隔のチェックも追加してほしい」といった育児経験に基づいた提案や、「赤ちゃんが泣き止まない限り無限に布で包まれてしまう」「前回の授乳から2時間経過後、ミルクを与えても泣き止まない場合は無限ループに入る」といったロジックの不具合への指摘など、多くのレビューが寄せられました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください