1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ネットトレンド

日本の数倍の“物量”だ……! 中国に行ったら「ウルトラマン」人気のすさまじさに驚いた

ねとらぼ / 2024年4月27日 9時35分

 でも上海は……ここ数年分くらいのおもちゃが置いてないかっ!? なんだこりゃ!

 実はもともと「中国でしか売られてないウルトラマンのおもちゃがある」って話は聞いてはいたんですよ。なんか、あからさまに「変」なオモチャがAliExpressとかで売られてるのがネットで話題になってたりして「なんだこりゃ!」「変すぎる」「日本でも売ってくれよ」と思ったりはしていた。

 しかしこれほどまでの「物量」があるとは……。ぱっと見で日本の3~4倍くらいの物量があるんじゃあないか?? 日本で見たことないオモチャもかなりあるし!

●マジで売上が想像を絶する規模になっていた

 おもちゃ屋でびっくりして、さらにモール内をうろうろしていると……すっげえでかいウルトラマンの看板がある!? しかも写真に使われてるのはギンガとビクトリーじゃないか! 全然現行の作品じゃない、2013年~2014年のウルトラマンっすよ!?

 この看板が貼られているのはトレーディングカードショップだった。

 さすがにこのあたりで少し事情を調べたり、SNSから情報提供されてきたりして、ようやくなにが起こってるのか把握し始めたんだけど、マジでここ最近中国でのウルトラマン人気が超過熱しており、とくにトレーディングカードの売り上げが凄まじいことになっているらしい。

 去年のニュースによると、中国のウルトラマンカードの年間売り上げは日本円にして約630億円、玩具も含めた全体の売り上げではついにディズニーを追い抜くなど大変なことが起きているようなんだよね。すごいことだ。

 ウルトラマンといえば──前もって予防線を貼っておくと、私は決して「生粋のウルトラマンオタク」、ではなくて知らないこともたくさんあるし見たことない作品もたくさんあるし現行作品も毎年欠かさず見てるわけではなくオタクとして嗜む程度の感じであることは言い訳として宣言しておきたい──例えば先述した「ウルトラマンギンガ」は、放送当時「久々にウルトラマンのテレビ放映がされるぞ!」って感じの作品だったのでリアルタイムで見たんです。

 でもなんかずっと山奥みたいなところが舞台で画面全体から「予算が少ないんス! マジで!」って雰囲気が滲み出てて居た堪れない気持ちになったのを覚えている。出てくる怪獣の着ぐるみも過去に作ったものの使い回しが多かったし。

 そのときに限らず、「ウルトラマン」ってけっこう浮き沈みが激しい印象で、ことあるごとに「お金を使いすぎちゃった」とか「新作があんまり売れなかった」みたいな話が出てきて、定期的に「円谷(ウルトラマン作ってる会社)がマジでやばい!」って話題が出てる感じあったんだよね。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください