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大学で使う「鉄100キロ」が手違いで自宅に…… 就活面接で語った失敗談が豪快すぎる 本人「運搬後に全身に強烈な筋肉痛が……」

ねとらぼ / 2024年4月27日 20時0分

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間違えて自宅に届いた鉄100キロ

 大学のサークル活動で使う100キロもの「鉄」(鋼材)が、注文時の手違いで自宅に届いてしまった――。豪快かつ珍しい失敗談がX(Twitter)で話題です。しかもこのエピソード、就活の面接で披露する羽目になったのがまたおかしい。

 話題の主は、静岡理工科大学生の「理工科大お嬢様部 はるか」さん。人が乗れるミニ鉄道を運行する大学公認サークル「お理工くろがね隊」を運営しています。

 鋼材を発注したのは、車両の新造を計画した2023年のこと。当初は大学に着荷させて製作を進める予定でした。

 ところが、どうやら発送先の指定を誤ったようで、その全てが自宅に到着してしまいます。毎日の通学時に少しずつ運べばなんとかなりそうな気もしますが、スケジュールの都合上、鋼材は2日後までには必要。差し迫った状況に、はるかさんは50キロずつ2日かけて運搬しようと腹をくくります。

 とはいえ、自宅から大学までの距離は60キロ以上あるうえに駅までは徒歩と、移動は苦行のよう。道中では警察官から職務質問を受けたり、そのせいで電車を逃したりと、トラブルに見舞われながらもどうにかやり遂げ、最終的には製作も間に合ったそうです。

 それから時は流れ、はるかさんも就活の時期を迎えます。そこである企業の面接で問われたのが、「在学中にしてしまった、一番大きな失敗を教えてください」――かくして、「鉄100キロ」の失敗談が、面接官を困惑させることとなるのでした。

 この問いに対し、はるかさんは「公共交通機関の規定の範囲に収まるサイズに分割し輸送して事なきを得ました。困難にあたっても前向きに対処することの大切さを学びました」と回答。素人目にも完璧に思えますが、どうもシチュエーションが特異すぎて、面接官もうまく飲み込めなかったらしく、もう一度と聞き直されたそうです。そりゃあまあ、「な……なんて?」ってなるのも無理もないわな。

 一連のエピソードは、「理解不能な失敗」「自宅に届くの面白すぎる」「こんな面白い回答なんだから面接官も深掘りすればいいのに」などとX(旧Twitter)でも好評。並外れた経験をしたはるかさんに、運搬の苦労や車両製作の結果など、気になる話を聞いてみました。

―― 100キロもの鋼材をどのように運ばれたのでしょう

はるか 鉄100キロは小分けになって届きましたの。大小長短さまざまな形状がありましたから、長いものに関しては段ボールに包んで、細かいものに関してはバッグ類に詰め込んで運搬いたしましたわ。1日目はキャリーバッグを使って、2日目はリュックで運搬しましたの。

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