大切に育てていた“らんちゅう”たちが忽然と消えた…… 飼い主の涙と決意のDIYに「自分を責めないで」「立派な要塞」
ねとらぼ / 2024年6月22日 21時30分
大切に育ててきたらんちゅうたちが……
大切に育てていた「らんちゅう(金魚の1種)」が何者かに襲われてしまった――。自然の厳しさを知る体験が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で8万3000回再生を突破、飼い主さんへの励ましの声など反響が寄せられています。
投稿したのはYouTubeチャンネル「みんな~アクアやろ~よ!」のKOKOさん。アクアリストとして活動していて、自宅で海水魚やサンゴ、メダカや金魚、コリドラスなどさまざまな生きものを飼育しています。
●ある朝起きるとらんちゅうの水槽に異変が
今回の動画は緊急で回したもの。らんちゅう達に赤虫をあげようと外へ行き、異変に気付いたといいます。家族を呼んできて撮影しながら一緒に確認すると、舟(水槽)にかぶせてあった網が変形し、息絶えたらんちゅうの姿が見えます。
網はこじ開けたような状態になっており、周りの道具も変形。ミニらんちゅうがいた舟にも荒らされた痕跡があります。家族は突然の出来事に動揺したような様子で「鳥?」「猫?」「イタチ?」「うらみがある人?」と犯人を探ります。
壊滅状態の舟の中に、ヒラヒラと泳ぐ姿が。「日の丸」くん1匹だけが生き延びていたのです。しかし、何者かによって体をえぐられた跡があります。きっと必死に逃げ回ったのでしょう。KOKOさんは日の丸くんをすぐに部屋に連れてきて、傷跡の消毒をすることに。メチレンブルーと塩を入れたバケツの中に3日ほど入院させることにしました。
舟の清掃を済ませたKOKOさんがカメラの前で話し出します。実は半年くらい前にも一度、らんちゅうの被害があったとのこと。そのときは鳥によるものと判断し、被害を防ぐためフタを付けるようになったそうです。
今回の被害は家族で話し合い、アライグマだと判断。生き残った日の丸くんが遭遇した状況を思って涙ぐむシーンもありましたが、「こんなことはあってはならない。二度と襲われないようにしなきゃいけない」と決意します。
今は、1匹だけ生き残った日の丸くんや、室内にいて被害を免れた「ペコ」ちゃん、死んでしまった「白でぶ」ちゃんが残してくれたミニらんちゅうたちを必ず守っていこうと思う。そのためには頑丈なフタを作らないといけないし、被害に遭わない環境づくりをやって行こうと思う、と決意を表明します。
●大切な金魚を守るための対策
ショッキングな報告から少しして、害獣対策の動画が投稿されました。対策のメインは丈夫なフタを作ること。舟も増やすことにして、ママさんと一緒に買い物に行きます。
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