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「鳥肌たった」「これこそアート」 SNSで約13万いいねを集めた1枚のイラスト、衝撃の種明かしに反響 作者に制作経緯を聞いた

ねとらぼ / 2024年7月6日 12時30分

 そんな中「心に刺さった」「共感した」などのリプライがたくさん寄せられて、自分の考えがいろんな人に届いたんだな、といううれしさもありました。でもAIを使った自分だけの技術ではないイラストで、そして落書きだったというのもあり「ああ、自身の作品に対する思いは評価されたけど、絵そのものは評価されてはいないな」という悔しさも強く感じました。

 だからこそ僕は今あの作品のことは正直嫌いですが、いつか自分の実力で、自分の技術を使ってあの作品の評価を超えてやるんだ、という1つの目標ができました。そういう意味では感謝しています。

――現在も日々イラストを発表されていますが、最近のお気に入り作品や反響が大きかった作品を教えてください。

らいすさん: 最近は商業イラストに専念していることもあり、自身の作品を多くは出すことができていないため、お仕事で制作したものになるのですが、芥田レンリさんという方の楽曲「レンズフレア」のMVで、人生で初めて2Dアニメーションを制作したのが新しく記憶に残っています。

 まさか人生初の2Dアニメーションへの挑戦がお仕事になるとは思っておらず、不安だらけでしたが、芥田レンリさんの素晴らしい楽曲に感化され描き切ることができました。実際に、「レンズフレア」という楽曲は「ボカコレ」という音楽のイベントで上位ランクインするという成果を収めました。ぜひ、いろいろな方にお聴きいただきたい楽曲です。

 最後に、アートの形は変化し続けています。それはきっと「アート」という文化が誕生してから、今までずっと。これからもきっとそうでしょう。変わらないものに感じる美しさもありますが、常に変わり続けていくアートの世界で、僕はクリエイターの1人として変化を恐れず精いっぱい向き合っていきたいと思います。

●らいすさんの活動

 らいすさんは現在フリーランスのイラストレーターとして活動しており、Xのほか公式サイトやpixivでも作品を見ることができます。

作品提供:らいすさん

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