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海近くの川でニホンイシガメの遺棄に遭遇、助けることが難しく一度はその場を離れたが…… 意を決した保護に反響

ねとらぼ / 2024年7月27日 19時0分

海近くの川でニホンイシガメの遺棄に遭遇、助けることが難しく一度はその場を離れたが…… 意を決した保護に反響

こんなところにニホンイシガメ……?

 海近くの川に捨てられていた、ニホンイシガメと見られる個体。捨てた元飼い主にも遭遇して……。そのときの光景を捉えた写真や保護までの経緯を明かした投稿がX(Twitter)に投稿され、「本当に悲しい」「優しい勇気のある方の元へ行けて良かった」と反響が寄せられています。投稿は合わせて1495万8000件表示を突破、8700件以上のいいねを獲得(記事執筆時点)。

●通いなれた川沿いに、ニホンイシガメ……?

 投稿者のじゃがいもいんこさんが朝、仕事に行く途中でいつも通る川沿いを歩いていたところ、遠目で亀が下流から泳いでくるのを発見。近づくとニホンイシガメだと判明しました。「こんな場所に生息してる!?」「雨は降っていなかったが、上流から流されてきたのか!?」「海が近い川なので塩分にやられてしまう」と思い、助けてあげたいと思ったものの通勤途中のためタモはありません。水は胸までの深さがあり、護岸整備されているため飛び込んでも登ってこれずに他の人に迷惑をかけてしまう……。そう思った投稿者さんはオロオロしていたそうです。

●元飼い主と遭遇

 すると、近くでカメを見ていた男性に「気になる? もう少し早くきてくれたらあげたのに(笑)」と話しかけられ、投稿者さんが「あなたが捨てたんですか?」と聞くと、衝撃の回答が。男性は「逃がしてやったんだ。もう世話大変だし、いらないからさ。20年も飼っててよー、いつまでたっても死なないからもう餌やらないで庭の池に放置してたんだよ(中略)。家で死なれるとやっぱ縁起悪いし見たくないし川ならもしかしたら生きられるかもしれないし、死んだら死骸見なくてすむからよ」と発言したのです。

 これに投稿者さんが「最後まで責任もって飼育するのが務めなんですよ。逃がしたじゃなくてこれは遺棄なんですよ! しかもここ海ですよ?(※海水も入ってきている川という意味)」「こんなことするのは動物愛護法違反です。今すぐ救い出すなり対処してください」などと話すも、男性は居直り、「お断りだね! お前が飛び込んで捕まえればいいだろ。俺は忙しいんだ!」と自転車に乗ってどこかに行ってしまったのだとか。

●「この機を逃してはいけない」と保護を決意

 職場に行かなければならない投稿者さんは、いったんはその場をあとにしましたが、いてもたってもいられず昼休憩の際に再度川辺に行ってみたところ潮が引いてきており、水位が発見時よりも下がっていました。カメを探して800メートルほど上流に行くと、エサを探すように中州のような場所でウロウロしている姿を発見。この機を逃してはいけない、と思った投稿者さんは意を決して川に入り、捕獲に成功したのです(川に入るのは大変危険です。まねしないでください)。元飼い主と投稿者さんのより詳しいやりとりは、投稿からも確認することができます。

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