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「こっっっわ」 ただのLINEだと思ったら……よく考えると分かる“恐ろしい真相”に背筋が凍る――“注目急上昇中”の謎解き作家に「発想の源泉」を聞いた

ねとらぼ / 2024年8月23日 21時0分

 さらに「グループ(5)なのに既読も5」という指摘も。これだと、本来5人のはずのグループメンバー以外にもう1人いることになってしまう……。

 極め付きは、謎解きに対する「ん?食べ物じゃなくね? 何この答え」という返事が「既読1」となったあと、キャンプに行ったメンバーからは5時間以上返信がなく「おーい」という呼びかけにも既読は「1」のままということ……うわああああああああああああああっ!

●「こっっっわ」「芸が細かくて最高に好き」

 何重にも仕掛けられた恐怖ポイントでゾクゾク感ハンパない謎解きにリプライや引用リポストでは、「こっっっわ」「6人目いるの怖い怖」「5人のグルチャに対して最初の既読が5なのとか、最終的に一人だけ既読つくのとか、芸が細かくて最高に好き」などの反応が寄せられました。

 このほかにも「入院中仲良くなった子どもからもらった手紙」「24時間安価で仕事引き受けてくれる会社の年季の入った謎解きポスター」などさまざまな謎解きが投稿されて毎回反響を呼んでいるシリーズ「#この謎解きはフィクションです」。ねとらぼ編集部では、そんな秀逸で恐ろしい仕掛けが幾重にも凝らされた謎解きの作者である角谷さんに、始めたきっかけや“発想の源泉”などを聞きました。

●角谷さん「フィクションが現実に侵食してくる瞬間が好き」

―― 「#この謎解きはフィクションです」を始めたきっかけを教えてください

角谷さん: 以前謎解きのお題を募集したことがあって、そのときに「ホラー」というお題をいただきました。

 それで最初に出したLINEと鏡の問題を思い付いたのですが、実際作ってみるとかなり不穏な画像になったので「フィクションであることに言及した方がいいな」と思ったのが発想のきっかけでした。

 私自身フェイクドキュメンタリーやモキュメンタリーが大好きな人間なので、その文脈と謎解きをミックスさせることができたら面白いと思い、このシリーズを始めてみました。

―― 1枚の謎にいくつもの仕掛けがある秀逸な問題が多い印象ですが、問題作成の際に心掛けていることはありますか?

角谷さん: メインの問題さえ解けば大筋の物語は体験できて、隠し要素は考察の深掘りのため、といったイメージで作問しています。

 メインの問題を解いてゾッとするだけでもよし、「まだ何かあるはずだ!」とさらに問題を探ってみるのもよし。どちらの人にも楽しんでいただきたいという狙いがあります。

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