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「こっっっわ」 ただのLINEだと思ったら……よく考えると分かる“恐ろしい真相”に背筋が凍る――“注目急上昇中”の謎解き作家に「発想の源泉」を聞いた

ねとらぼ / 2024年8月23日 21時0分

 謎解きに答えはあれど、物語の正解は語られないので「自分が感じ取った世界」を解き手の方々には大事にしていただきたいなと。

―― 好きな作品・謎解き公演やアイデアを思い付くためにしていることなど、発想の源泉についても教えてください

角谷さん: このシリーズでいえば、一般的な謎解き公演よりも「SCP」や「フェイクドキュメンタリーQ」の影響をかなり強く受けています。

 作家さんですとホラー作家の梨さんや雨穴さん、あとYouTubeでShortsを出されている奇譚師にんぎょさんの作品を好んで見ています。

 また、“日常の中に混ざる異物”を謎解きにしたいので、看板や生活用品などなるべくありふれたものを「謎解きに絡められないか」「ここから不思議な展開がはじまるなら?」という視点で観察していますね。

 あとは逆に、不思議な話や怖い話を先に考えて「この話に謎解きが登場するなら?」という発想で考えることもあります。

―― 今回の問題含め「#この謎解きはフィクションです」シリーズには大きな反響が集まっていると思うのですが、心境はいかがでしょうか?

角谷さん: とてもうれしい反面、かなり突然注目が寄せられたので、いまだにびっくりな気持ちが残っています。

 ただプレッシャーとかはあまりなくて、「今度はどんな方法で問題を出そう?」と考えて毎回新しいことに挑戦するのが本当に楽しいので、リラックスした気持ちで作っています。

―― 最後に今後の展望についてお聞かせください

角谷さん: フィクションが現実に侵食してくる瞬間が好きなので、Xに限らないフォーマットでも物語を展開してみたいです。Webサイトや周遊イベントなど……。

 皆さんに「もしかしたら自分の周りにも謎が仕掛けられてるかも?」なんて思ってもらいながら、普段の投稿も楽しんでいただけたらうれしいかぎりです。

取材協力:角谷進之介(@Kadoya_Sk)さん

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