諦められない“夢の魚”へ挑み続ける釣り師、東京の離島で…… 待ちわびた巨大魚との死闘に「鳥肌立ちました!!」「泣けた……」

夢の魚へリベンジ！

　YouTubeに東京都の離島の堤防から、多くの釣り人が憧れる“夢の魚”を釣り上げるまでの記録が投稿されました。思わず食い入るように見入ってしまう動画は67万回以上再生され、6100件を超える高評価を獲得しています（記事執筆時点）。

●全国を釣り歩く釣り人が“夢の魚”に挑む！

　こちらの動画を投稿したのは、釣りが好きすぎるあまり31歳で勤めていた会社を辞め、釣り旅に出た・たくわんさん。車1台で生活しながら日本全国を駆け巡り、釣り歩く様子をYouTubeチャンネル「たくわんのフィッシングライフ」で公開しています。

　前回は高知県の湾の奥でルアー釣りに挑戦、とんでもない巨大魚と戦う姿を見せてくれたたくわんさん。今回は多くの釣り人が憧れる“夢の魚”を追いかけて、伊豆諸島の1つ「新島」にやってきたようです。

●人生3度目の新島を訪問

　前回新島を訪問した際、堤防からキハダマグロと思われる魚がヒットしたものの、残念ながら逃げられてしまったたくわんさん。今回はキハダマグロへのリベンジを視野に入れ、人生で3度目になる新島にやってきたのだそうです。

　持参した、マグロにも対抗できる強いタックルやルアーを使い、前回マグロがヒットした堤防で何度も何度もルアーを投げます。しかしキハダマグロは回遊魚。すでに新島から群れが離れてしまったのか、この日は気配を感じることすらできませんでした。

　宿に戻っておかみさんと話をしていると、地元のネットワークを使って情報収集をしてくれました。すると隣の島「式根島」でマグロが上がっているという情報が入ってきたため、急きょ式根島へ移動することに。

●式根島に移動、マグロを狙う！

　式根島に到着したたくわんさんは、早速釣行を開始。試行錯誤しながらルアーを投げていると、隣で釣りをしていた方の竿にとてつもない当たりが！　大人3人がロープを引き、引き揚げた先には巨大なキハダマグロの姿があったのでした。

　翌日も早朝から釣行を開始。宿で出会った同じく全国各地を釣り歩いているという浅野さんと意気投合し、いろいろな話をしながらひたすらルアーを投げ続けます。そして日没、浅野さんの竿に大きな当たりが。あまりの引きにたくわんさんが交代して竿を持ちましたが、残念ながらマグロに逃げられてしまったのでした。

　翌朝も釣りに出ましたが反応はなく、タイムリミットを迎えた浅野さんとはここでお別れ。たくわんさん自身も4日後には相棒である妻と屋久島に行く予定があり、本来はタイムリミットでしたが2日延長することに。妻に相談したところ、「今帰ったらもったいないよ」と言ってくれたのだとか。