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「昭和元禄落語心中」がミュージカル化! 山崎育三郎の大願成就「いつかこの作品をミュージカル化したいと」

ねとらぼ / 2024年9月9日 15時1分

「昭和元禄落語心中」がミュージカル化! 山崎育三郎の大願成就「いつかこの作品をミュージカル化したいと」

「昭和元禄落語心中」がミュージカル化

 雲田はるこさんの漫画を原作としたミュージカル「昭和元禄落語心中」の上演が決定。山崎育三郎さん、古川雄大さん、明日海りおさんをメインキャストに迎えた和物オリジナルミュージカルとして、2025年2月から東京・大阪などで上演されます。

 「昭和元禄落語心中」は、戦前から平成に至る落語界を舞台にした雲田さんの同名漫画。落語の世界に入った菊比古(八雲)と同期入門の天才・初太郎(助六)を中心に、芸に打ち込む者たちの業や絡み合う愛憎や因縁といった骨太な人間ドラマが好評を博し、これまでにテレビアニメが第2期まで放送、2018年には岡田将生さん主演でテレビドラマ化されてきました。

 天才肌で華のある落語家として注目を集め、豪放磊落(らいらく)な性格で周囲を魅了する初太郎(助六)役は、山崎さんがテレビドラマ版から続投。古川さんは、初太郎の才能に焦りを感じながらも精進し、のちに「昭和最後の大名人」と称される菊比古(八雲)役。2人と懇意になり、その人生に大きく関わることとなる芸者・みよ吉役を明日海さんが演じます。同作の演出は「エリザベート」などを手掛け、3人とも縁の深い宝塚歌劇団の小池修一郎さんが手掛けます。

 「エリザベート」「モーツァルト!」「王様と私」などの名作ミュージカルに数多く出演してきた山崎さんはかねて「オリジナルミュージカルの創作」の必要性を説いており、6年前に出演した同ドラマの経験から、同作のミュージカル化を熱望。同じ事務所の古川さん、明日海さんに声をかけたことでこの企画が実現。3人が初共演を果たすことになりました。

 2025年2月から3月にかけて東京公演(@東急シアターオーブ)、3月から4月にかけて大阪公演(@フェスティバルホール)を予定。この他、福岡公演も予定されています。

●初太郎(助六)役:山崎育三郎

 1998年に小椋佳さん企画のオリジナルミュージカルでデビューした私にとって、日本オリジナルミュージカルを作ることは長年の夢でした。これまで、ブロードウェイ、ウエストエンド、ウィーン、韓国、世界の名作ミュージカルが日本版として上演され、私自身も何度も素晴らしい作品と出会い、人生が変わるような体験をさせていただきました。

 しかし、次々とミュージカル作品が生まれている世界に比べて、日本オリジナルミュージカルが生まれ難いのも現状です。そんな中、6年前に出演したドラマ「昭和元禄落語心中」に出逢い、この作品の持つ儚く美しい世界に魅了され、撮影中からいつかこの作品をミュージカル化したいと心に秘めていました。

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