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豆腐になって“みそ汁”を目指すカオスなゲーム「スゴイツヨイトウフ」発売 本物の豆腐をスキャンして作った“究極のとうふゲー”

ねとらぼ / 2024年10月2日 18時35分

豆腐になって“みそ汁”を目指すカオスなゲーム「スゴイツヨイトウフ」発売 本物の豆腐をスキャンして作った“究極のとうふゲー”

10月2日「豆腐の日」に発売。意味はよく分かりませんが、とにかく豆腐が冒険します

 「究極のとうふゲー」を目指して開発されたカオスなPCゲーム「スゴイツヨイトウフ」がSteamに登場しました。価格は550円で、10月16日まで495円でセール中。正直なところ、具体的に何のゲームなのかいまいち分からなかったので、実際に購入して遊んでみました。

●木綿・絹・高野豆腐を選んでおわんを目指せ!

 同作は、豆腐を操作してゴールを目指すスクロールアクション。プレイヤーは標準的な性能の「木綿豆腐」と、壊れにくく初心者向けの「高野豆腐」、滑りやすく操作が難しい「絹豆腐」から選び、険しいステージを乗り越えていくことになります。

 ボタンを長押しして力を溜め、スティックで狙いを定めて跳ぶのが操作の基本。勢いよく回転し、“豆腐のカド”で敵をやっつけることもできます。そして消費期限(制限時間)以内にゴールのおわんへ飛び込むと、晴れて豆腐のみそ汁が完成しステージクリア。「とうふになった」と、シュールなメッセージで祝福されます。

 しかし、なにぶん主人公は豆腐なものですから、素で動物と接触すると食べられるわ、高所から落ちると崩れるわで、やたらデリケート。神経を使う場面が多いゲームではありますが、パワーアップアイテムの「油」で無敵の「厚揚げ」と化したり、章ごとに趣向を凝らしたボス戦が展開されたり、起伏があって楽しめます。

●実物を最新の機材でスキャンしリアルな豆腐を実現

 やたら「豆腐最高」「豆腐が好きだ」のボイスが鳴り響いたり、突然「豆腐のできるまで」的な映像が流れたり、豆腐愛あふれるこのゲームを開発したのは、ユニークな作品で注目を集めてきたクリエイターのトモぞヴPさん。今作はバンダイナムコスタジオのインディーゲームレーベル「GYAAR Studio」のコンテストで入賞し、製品化が決定しました。

 開発にあたっては、バンダイナムコスタジオが最新の機材を提供。登場する豆腐は全て実物からスキャンし、リアルな質感を再現しているそうです。

 ネットでは「つけあわせゲーム」として収録されている「豆腐工場」も話題に。ベルトコンベアーに流れてくる豆腐をひたすらパック詰めする、リズムゲーム的な職業体験(?)が味わえます。

(C)ゾウノアシゲームズ Published by Phoenixx Inc.

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