「人生最大の後悔はなんですか？」70代～90代に聞いてみたら…… 思いのこもった回答に「泣けてくる」「すごく重みを感じます」

「人生最大の後悔」とは

　70代～90代に「人生最大の後悔」について聞いてみたら……。思いのこもった回答がTikTokに投稿され、記事執筆時点で170万再生を突破、3万6000件を超える“いいね”を集めています。

　投稿したのは介護福祉施設を運営している「社会福祉法人 和秀会」の公式TikTokです。人生の大先輩である70代～90代の人々にとって「人生最大の後悔」とは何なのでしょうか。

　まずは90代女性が書いた「後悔していること」を読み上げていきます。教師になるのが夢だったという女性ですが、小学生のときに担任の先生や他の先生を見て憧れていたといいます。

　勉強も得意だったという女性はクラスでも上から2番目、3番目の成績を取っており、自身も小学生のときには近所の子ども達を集めて勉強を教えたり一緒に遊んだりしていたそうで、中学生までは先生になりたいと思っていました。

　しかし家が貧しく高校生になって働くようになったことから教師になる夢を断念。今でも自分が教師になっているところを想像することもあるそうです。家庭の事情で夢を諦めざるを得なかったことが人生最大の後悔と感じているそうです。

　続いて90代男性の「後悔」は、勤めていた会社を退職するときのあいさつで周囲に感謝を伝えるつもりが文句ばかり言ってしまったことでした。照れくさくて本当に伝えたいことを伝えられなかったのでしょうか。

　次は70代女性です。女性は息子が学生の頃、たくさん寄り添って話を聞いてあげられていたら、今のような性格にはもしかしたらならなかったかもしれないといいます。もっと息子にしてあげられたことがあったのではないかと後悔しているようです。

　最後は80代男性です。「人生後悔なし！」と力強い言葉を書いていました。男性と同じ言葉を言えるように悔いのない毎日を過ごしていきたいですね。

　思いのこもった動画にコメント欄には「高齢の方の言葉って、すごく重みを感じます」「こういうのもっと知りたい。人生の先輩の後悔の話しは貴重」「書いてくる姿見るだけで泣けてくる」「人生後悔なし！　ってかっこいい。うちもそう言える人生になるように、がんばる」「このシリーズなんかめっちゃいい。長い間生きてないとわからない感覚もあっていい勉強になるし、本人もどこかスッキリするし」「そんな職業である教師に、来年からなります。90代女性のように誰かに夢を持たせられる存在になれればいいなぁなんて」と若い世代を中心にあたたかいコメントが届いています。

※動画提供：社会福祉法人 和秀会(minna_nakayoshi_dayo)