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ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」

ねとらぼ / 2025年1月14日 22時0分

 その後、何度も水をくみ上げ、井戸水の濁りを取ることにも成功。井戸には電動ポンプをセットして4時間に1回、1分だけ水をくみ上げるプログラムを組み、ザリガニのプラ舟に自動でキレイな井戸水が入るようにしておきます。

 2週間後、ザリガニのプラ舟には100回ほど井戸水が注がれました。なお、2週間絶食させると死んでしまう可能性があったため、細かくカットしたカボチャを入れておいたそうです。

 そして、いよいよザリガニを調理することに。まずは井戸水で2週間飼育したザリガニと、前日にそこそこのドブでとってきたザリガニの味の違いを確認していきます。

 なお、ザリガニなどの淡水生物には寄生虫がいる可能性があるため、食べる際は必ず完全に火を通してください。今回は2匹とも15分ほどゆでてから味を確かめました。

 ドブで捕ったザリガニはおいしいものの、飲み込んだ後に鼻から抜ける香りに多少の生臭さがあるとのこと。井戸水で飼育したザリガニも、鼻から抜ける香りに大きな差はないようです。2週間の飼育では、染み付いた臭いは取れないのですね……!

 そこで、多少ザリガニの臭いがあっても気にならない、米ルイジアナ州の郷土料理「ケイジャン料理」を作ることにしました。ケイジャン料理は地元の食材を大鍋に入れ、塩とスパイスで味付けしたシンプルかつ大胆な料理なのだそうです。

 まずは腸管を抜いたザリガニを大きな鍋に入れて火を通し、ニンニクとビールを入れて蒸し焼きにします。そして、クローブを入れて15分ほど加熱。シナモン、五香粉、レッドペッパー、パプリカ、花椒、クミン、スパイスのマキシマムを加えて岩塩で味を調え、大きめに切ったトウモロコシ、レモンを入れて汁気を飛ばし、味がなじんだら完成です。

 完成したケイジャン料理は、ザリガニのうまみと何種類ものスパイスの複雑さが絡み合って、めちゃくちゃにおいしい仕上がりになったといいます。スパイスをしっかりと効かせたことでザリガニの生臭さは気にならず、ザリガニの身やトウモロコシはもちろん、ザリガニの殻をむいた指までおいしくなったそうですよ。

 なお、ちーとんさんの動画では漁業権はもちろん、山や川における採取も全て適法に行われています。

 思わず見入ってしまうような内容の濃さに、コメント欄では「井戸掘りから始めると思ってなくて声出ました! 楽しすぎる」「そっからやるのかい」「こりゃすごい 知識と実行力ハンパないですね」「凄すぎる」「これぞYouTuberだわ」「ザリガニの臭み抜きで井戸掘ってる人初めて見た」「根気に脱帽です」といった声が寄せられています。

 ちーとんさんの活動はYouTubeチャンネル「ちーとん。」のほか、XやInstagram、TikTokでも公開中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「ちーとん。」

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