1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

MetaがMR/VRヘッドセット界の“Android”を目指す 「Quest」シリーズのOSを他社に開放、ASUSやLenovoが独自の新ハードを開発中

ITmedia PC USER / 2024年4月23日 12時50分

 いずれのデバイスも、QualcommのSnapdragonプロセッサを搭載する。最新のQuest 3は、「Snapdragon XR2 Gen 2」を搭載している。

●既存のスマホ向けアプリもHorizon OSに持ち込めるように

 Metaは新しい空間アプリのフレームワーク開発も予告している。開発者が使い慣れたツールを使ってモバイル向けアプリをHorizon OSに対応させたり、新しい複合現実アプリを開発したりできるという。

 Android向けに開発したアプリをHorizon OS向けとして簡単にコンバートできるようなツールの登場にも期待できそうだ。

 Metaはプレスリリースの中で「Google Playの2Dアプリストアについても、他のプラットフォームと同じようなビジネスモデルで運営できるMeta Horizon OSへの参加をいただきたいと考えている」と記しており、Playストアに登録されたAndroidアプリをスムーズにHorizon OS対応の空間アプリとして使える環境を整えたいという思惑が見て取れる。

 Appleの「Vision Pro」に搭載されているvisionOSは、多くのiOS/iPad OSをそのまま使える。これに対抗したい狙いだろう。

●Metaはとにかく「Horizon OS」がオープンであることをアピール

 MetaはXbox Cloud Gaming UltimateのようなゲームストリーミングサービスやSteam Link、PC向けVRアプリをワイヤレスで利用できるAir LinkなどがQuestシリーズで既に使えることを紹介しており、これら事例を通じて“Horizon OSがオープンである”ことをアピールしている。同社はこれを武器として、AppleのvisionOSに対抗していく方針だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください