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AI PC時代の製品選び 展示会「第33回 Japan IT Week 春」で目にしたもの AI活用やDX化を推進したい企業は要注目!

ITmedia PC USER / 2024年4月25日 18時20分

 法人向けLatitudeシリーズでは「Dell Optimizer」という管理ソフトを使える。これにはサードプレースなどで作業中に背後からの視線をシャットアウトする「盗み見検出」や、エンドユーザーのPC利用時間などを学習して電源管理を最適化する「電源」などさまざまな機能がある。

 中でも、「コラボレーションタッチパッド」はハイブリッドワークが当たり前になった今の時代に非常に便利な機能だ。タッチパッドの上部を右にスワイプすると内蔵カメラのオン/オフ、画面共有、チャット、マイクのミュート/ミュート解除ボタンが表示され、マウスでミュートボタンを探すことなく(たとえマウスカーソル自体が行方不明になったとしても)ワンタッチでミュートにしたり解除したりすることができる。相手の時間をムダにしない“思いやり設計”だと感じた。

 同社の法人向けPCの裏には、7桁からなるサービスタグが記載されている。エンドユーザーはその7桁をサポートサイトに入力するだけで、必要なアップデート情報を知って、必要なファイルをダウンロード可能だ。OSや搭載メモリ、ストレージの型番、ドライバーなどをエンドユーザー側で調べる必要がなく、ITリテラシーが低い社員でも自力で解決できる。IT管理者にとって管理コストやコミュニケーションコストを削減できるだろう。

●「選ぶべき理由」を前面に押し出したVAIOブース

 VAIOブースでは、軽量で社員に負担なく持ち運んでもらえるようなビジネスノートPCの実機を展示していた。

 その他、客先で広げる際にもふさわしい美しさを長く保てる素材を使っていること、軽くて強度の高いカーボンファイバーを使っていること、胸の高さから落としたとしても問題ない高い堅牢性のあることなどで訴求していた。

●大容量データ時代を生き抜くSeagateブース

 HDDメーカーのSeagateは、国内ではハードウェアとシステムを提供してきたが、さくらインターネットのグループ会社のプラナスソリューションズと共同で「Lyve Mobile」サービスを4月17日に立ち上げており、その展示も行っていた。

 「Lyve Mobile」は、持ち運べるSeagateの大容量エッジストレージをサブスクリプションで提供するサービスだ。例えば、これまで自社内にサーバを持っていた企業がクラウドサーバへと移行する際、帯域とデータ量にもよるが、時間がかかりがちだった。

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