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全面ガラス張りで高級感もあるAndroidポータブルデバイス「AYANEO Pocket S」誕生

ITmedia PC USER / 2024年5月31日 12時40分

 コントローラー部にはバックライトを備えたジョイスティック、十字キー、ABXYボタン、LT、LB、RT、RBトリガーを搭載している。ゲームの途中でもパフォーマンス設定を切り替えられるターボキーも備えている。

 本体の発熱対策として、ベイパーチャンバーヒートシンクと空冷ファンを搭載している。これらの機構で効率よく放熱し、ゲーム中に発生した熱によるパフォーマンス低下を抑えられるという。

 カラーはオブシディアンブラックとアイスソウルホワイト。価格は1080pの12GB/128GBモデルが8万9800円(税込み、以下同)、1080pの16GB/512GBモデルが10万9800円、1440pの16GB/512GBモデルが11万4800円となっている。

 6月13日午前9時59分までは先行予約特典として、それぞれ1万円引きになる。さらに専用保護フィルムがプレゼントされる他、同時購入で周辺機器の20%オフ特典も受けられる。

●真のゲーマー向けデバイスを展開するAYANEOブランド

 AYANEOブランドは(創設者が)ゲームが好きで、真のゲーマーが求めるデバイスを作りたいという思いから生まれた。今回の発表会で示された「Real」というロゴも、“真のゲーマー”を意味しているという。

 今でこそ、ValveのSteam DeckやASUSのROG Ally、レノボ・ジャパンのLegion Goなど、Windowsを搭載したポータブルゲーミングPCが花盛りだが、AYANEOは自社がムーブメントを作ったと自負しているという。

 例えば、当時はWindowsを搭載したハンドヘルドタイプのポータブルゲーミングPCの操作に適したゲーム管理アプリケーションが無かったので、ハードウェアと同時進行でソフトウェア「AYASpace」も開発した。「お金も人も時間もかかった」とチャンCEOは振り返る。現在でも、ソフトウェアの改善を続けており、常時10人が開発に携わっているという。

 国内で販売代理店を務める天空の山田社長も「先週までAYASpaceになかったはずの機能が搭載されていて驚いた」と話すように、バージョンアップは頻繁に行われているようだ。

 チャンCEOは「最高の体験ができるデバイスをスピーディーに消費者に届けられるよう、米AMDや米Qualcommと協力関係を築いている」と強調する。AYANEO Pocket Sの発表を祝う米Qualcommのミトゥン・チャンドラセカール氏(シニアディレクター)からのビデオメッセージも会場で紹介された。

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