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たくさん働いてくれたロボット掃除機に感謝とお別れを――アイロボットジャパンが神田明神で「ルンバ感謝祭」を開催

ITmedia PC USER / 2024年6月10日 12時30分

 オーナーにとっては「新しい姿になって、どこかで巡り会えるかもしれない」――そんな期待につながるだろう。

●ルンバは「家族同様」「ワーママの力強い助っ人」「教育にも有利」

 2018年発売の「ルンバ e5」を納めに来た家族は、「まだ娘が幼かった頃は(ルンバが動き始めると)怖くて泣いていたが、大きくなるにつれて、どんどん仲良しになっていった。ルンバに乗るなどして、楽しく付き合っていたようだ。他にもいろいろしなければならないことがある中で、掃除だけでも任せられたルンバには感謝している。娘の成長と共にあったルンバと別れるのはやはり寂しい……」と語っていた。

 「感謝の御言葉」でルンバへの手紙を朗読した田中さんの家族からも、話を聞くことができた。

 杏樹が4歳、弟が1歳の頃にルンバがやってきて、3年半を共に過ごしました。ルンバには「ゆき」という名前を付けました。(手紙にもある通り)弟は最初のうち怖がって逃げていましたが、今では話しかけたり、どこかにはまっている時には助けたり、ダストボックスがいっぱいになっていると「捨ててあげて」と教えてくれたりするまでになりました。 「散らかっていると、ゆきちゃんが掃除できないよ」と声がけをすれば、子どもたちは自発的に床に散らかっているものを片付けてくれます。「ゆき」の存在は、教育にも良かったと思っています。 最初は、家事を楽にしたいとのことで導入したのですが、部屋の清潔さを保てることが、ここまで心の安定につながるのかと、感謝しかありません。「食器洗浄乾燥機」「乾燥機付き全自動洗濯機」と共に、現代の“三種の神器”だと思います。

 ちなみに、ルンバに「ゆき」と名付けたのは冬にやってきた(購入した)からとのこと。次は水拭きもできる“子”をお迎え予定で、名前は「なっちゃん」(夏にやってくるから)にすると、うれしそうに話してくれた。

●なぜ神田明神でルンバの「お別れ会(おはらい)」をやったのか?

 神田明神とルンバといえば、2023年末に行われた「煤(すす)納めの儀」にルンバ11台が登場したというニュースを思い出す人がいるだろう。

 ルンバを展開するアイロボットジャパンの本社は、東京都千代田区神田錦町にある。神田錦町の氏神様でもある神田明神は、「秋葉原」という通称で知られる千代田区外神田に所在しており(※2)、ITやサブカルチャーを積極的に取り入れる神社としても有名だ。

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