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たくさん働いてくれたロボット掃除機に感謝とお別れを――アイロボットジャパンが神田明神で「ルンバ感謝祭」を開催

ITmedia PC USER / 2024年6月10日 12時30分

(※2)「秋葉原」という地名は本来、区境を挟んで外神田と隣接する東京都台東区のものである

 実はアイロボットジャパンは神田明神の氏子でもある。ただ、それだけでは先日の煤(すす)払いの儀、そして今回の感謝祭を開催する理由としては薄い。

 その点について、神田明神の権禰宜(ごんねぎ)で、広報担当を務める加藤哲平氏はこう語る。

 日本には「モノにみ霊が宿る」という考えがあります。は針供養や刃物供養など、仏教でこれまでお世話になったモノを「供養する」と言いますが、神道では同じ感謝でも供養という言葉を使わない。 そこで今回、感謝祭という儀式という形を取ることにしました。

 通電するプロダクトのおはらいは初めてだったそうだが、「み霊が宿るのは(ロボット掃除機も)同じこと。それを清めて、おはらいできて良かった」と語る。

 さらに加藤氏は、アイロボットジャパンだけでなく、同じ千代田区内にあるリサイクル業者のリーテムも関係するようになったことについて、次のように話してくれた。

 神田明神は、縁結びの神を祭る神社でもあります。(2023年に行った)煤納めの儀でアイロボットジャパンさんとの御縁をいただき、そのニュースを見た再資源化企業であるリーテムさんからもお声がけいただいた。神社が両社の架け橋、縁結びのきっかけになれたと考えています。 今回、感謝祭という形で両社の御縁を目に見えるものにできました。氏子さん同士をつなげる、コミュニティーを作る役割を与えてもらったのはすてきなことだと感謝しています。

 今回の感謝祭には「2024」という西暦年が頭についている。もしかしたら来年(2025年)も開催されるかも……と期待するのは筆者だけではないはずだ。

 これまで働いてくれた家族同然のルンバにふさわしいお別れイベントが恒例行事になる日が、そう遠くない未来にやってくるのかもしれない。

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