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超小型デスクトップPCの進化形! 容積約0.8Lの「mouse CA-A5A01」を試して分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年6月26日 12時0分

  背面の端子も豊富で、画面出力端子として、HDMIとアナログRGB出力(D-Sub 15ピン)を装備する他、有線LAN端子、SDメモリーカードスロット、ヘッドフォン出力、マイク入力端子、さらに盗難防止用ワイヤー取り付け用のセキュリティロック・ポートも備える。

 通信機能としては、有線LAN以外にもWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5を標準装備する。

●設置スペースを実質ゼロにできるマウントフレームも標準で付属

 小さなボディーを生かして、ディスプレイの裏にマウントできるのも本製品の特徴だ。VESA規格(70/100mm両対応)に準拠したマウントフレーム(VESA取り付けキット)が標準で付属しているので、追加でオプションなどを購入することなくVESA規格対応ディスプレイの背面にマウントして使える。

 このマウントフレームの構造もスマートだ。フレーム単体で液晶ディスプレイの裏側に固定でき、後から本体を差し込んで手回しネジ1本で固定できる。液晶ディスプレイの裏側という本来何もないスペースを有効活用し、設置スペースを実質ゼロにすることができるのはうれしい。

 また、ワイヤレス接続のキーボードとマウスも標準で付属している。共通のUSBレシーバーで通信するタイプなので、ペアリングなどの設定は不要だ。ケーブルがゴチャつくこともなく、見た目にもすっきりとして机の上を有効に活用できる。

●CPUはZen 3のRyzen 5 7530U

 CPUはAMDのRyzen 5 7530Uを採用する。先代が搭載していたRyzen 5 5500Uと同じく6コア12スレッドのCPUだが、アーキテクチャがZen 2からZen 3になり、最大周波数も4.0GHzから4.5GHzへと向上している。

 メモリとストレージは、購入時のBTOでカスタマイズが可能だ。上位構成の評価機は、標準でメモリ32GB(16GB×2)、1TB SSD(PCI Express/NVMe)と余裕のある構成で、ビジネスや学習用途はもちろん、エンタメやカジュアルクリエイティブ利用まで対応できる内容になっている。

 BTOでは、メモリは最大64GBまで、M.2 SSDは2TBまで選べる。さらに、2.5インチHDD(1TB)の追加も可能だ。

●小型でも十分なパフォーマンス

 ここからは、ベンチマークテストの結果を掲載する。参考として、Ryzen 5 5500U(6コア12スレッド)を搭載した2022年モデル(当時の名称はmouse CT6-L)、および2018年に発売されたノートPCのスコアも掲載した。

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