1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

超小型デスクトップPCの進化形! 容積約0.8Lの「mouse CA-A5A01」を試して分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年6月26日 12時0分

 結果を見ると、2022年モデルから順当に進化しているのが分かる。CPU(シングルコア)のスコアでは15%以上のスコアアップしているように、特にシングルスレッド性能が大きく向上したのを確認できる。これは、CPUのアーキテクチャがZen 2からZen 3になったことが大きいだろう。

 シングルスレッド性能向上の効果は、PCMark 10のEssentials(日常操作)やProductivity(オフィス)のスコアからも感じられ、コンテンツ制作(Digital Content Creation)も含めて全項目でスコアアップしている。簡易的なビデオ編集のパフォーマンスも十分で、超小型ボディーでありながら高いパフォーマンスを持っているのが分かる結果だ。

 動作音については、低~中負荷でも時々ファンが回ることがあり、ピークの音もそれなりに大きいため、静かな部屋で近くに設置する場合は気になるかもしれないが、体から離れたところに設置したり、液晶ディスプレイの裏側にマウントしたりしてしまえば、あまり気にならないと思われる。

●幅広い用途で使える超小型デスクトップPC

 mouse CA-A5A01は、容積0.8Lの超小型ボディーでありながら、学習やビジネス用途はもちろん、カジュアルなエンタメ、クリエイティブユースまで、幅広い用途で活躍できる性能と機能を備えている。

 また、ディスプレイの裏にマウントできるVESA取り付けキットとワイヤレスのキーボード、マウスも標準で付属しており、(ディスプレイ以外は)追加コストなしで実質ゼロスペースかつケーブルも極力省ける液晶一体型PCを構築できるのは魅力だろう。

 なお、マウスコンピューターの直販サイトでの販売価格は、評価機と同じ32GBメモリで1TB SSDの上位モデルが13万9800円。16GBメモリで500GB SSDの下位モデルが12万9800円となっている。上位モデルの方が買い得感が高く、お勧めだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください