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“デスクトップSSD”とは!? 容量8TBの超高速ストレージ「SanDisk Desk Drive」を試す

ITmedia PC USER / 2024年7月3日 18時0分

 AYANEO SLIDEでは書き込み速度の方が若干高速で、平均値は毎秒1002.96MBとなった。読み出し速度は毎秒998.02MBだった。

 続いては、macOSを採用したAppleの「13インチMacBook Pro 2020」(2.3GHzクアッドコア Intel Core i7/16GBメモリ)だ。接続端子は最大転送速度が毎秒40GBのThunderbolt 3なので、転送速度のボトルネックになることはないだろう。

 5回計測した平均値は、読み出し速度が毎秒906.56MB、書き込み速度は毎秒868.6MBであった。こちらもメーカー公称値に近い値だ。なお、最大値は読み出し速度は毎秒922.8MB、書き込み速度が毎秒874.8MBだった。

●気になる発熱は?

 本製品の稼働中の発熱も気になるところだ。特に夏場ではクーラーを入れていて部屋の温度が低いにもかかわらず、なぜか通電するありとあらゆるものが冬場より熱を出しているかのように感じる。

 SanDisk Desk Driveの動作温度範囲は0度~35度だ。26.5度の室内でベンチマークテストを実施している最中にSanDisk Desk Driveの最も高温になっていた部分を赤外線サーモメーターで測ってみたところ、47.6度であった。手で持てないわけではないが、本製品を使う際にはデスク上の熱がこもらない場所に設置しておくのがいいだろう。

 SanDisk Desk Driveは、珍しいデスクトップでの利用を想定した外付けSSDで、AC電源を利用することから安定した動作が期待できるし、実際にメーカーが想定している通りのパフォーマンスを得た。

 本製品の導入でイニシャルコストが多少かかってしまうが、多くのデータを一元管理できるし、日々のバックアップに時間を取られずに済み、大容量クラウドストレージを数年に渡って契約し続けるよりコスパもタイパも優れる。

 3年間の製品保証も付帯しているので、高解像度の動画編集を日常的に行う人、全天球カメラでの撮影を楽しんでいる人、PCゲームを楽しむ人などであれば、買っておいて損はない外付けストレージだと感じた。

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