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LDAC&日本語表示に対応したディスプレイ搭載充電ケース付き完全ワイヤレスイヤフォン「JBL LIVE BEAM 3」の細かな使い勝手を試す

ITmedia PC USER / 2024年7月5日 12時0分

 LIVE BEAM 3は、JBLの完全ワイヤレスイヤフォンとしては初めて、LDACに対応している。利用するには端末側もLDAC対応が必要なので、残念ながらiPhoneでは利用できない。LDAC接続した場合の音質だが、AAC接続の場合よりも、解像感が一段上がる印象だ。特に中高音域がよりクリアに聞こえるようになる。AAC接続の場合は、音質的にはTOUR PRO 2と遜色ないと感じたが、LDACを使う場合はLIVE BEAM 3のほうが上だろう。

 ただ、注意点もあり、LDACを利用する場合には「Personi-Fi」「空間サウンド」「低音量EQ」「音漏れの補正」が利用できなくなる。人によっては、LDACを使うよりもPersoni-Fiで補正をした方が明瞭に聞こえるということもあるだろう。この辺りは、実際に試して確認してほしい。

 その他の機能としては、TOUR PRO 2に搭載されていた移動中の睡眠をサポートする「SilentNOW」は非対応となっている。これは、指定時間後に再生が停止するがANCだけは有効になっており、そのまま指定時間が経過するとアラームで起こしてくれるという機能だった。

 代わりに、波の音や虫の声、焚火の音、森の音、川の音の最大5つの環境音を組み合わせて再生できる「リラックスサウンド」機能を搭載する。指定時間後に停止するので、睡眠導入にも使えそうだ。

 JBL TOUR PRO 2は音質的には問題ないものの、約3万円という価格帯的にハイレゾ非対応というのが見劣りするポイントだった。その点、JBL LIVE BEAM 3はLDACに対応している。今のところLDACを手軽に利用できるのはAndroidだけだが、より高音質を体験できるようになった。また、スマート充電ケースが日本語対応になるなど、さらなる進化も遂げている。

 LDAC対応という点を除いても、TOUR PRO 2と同等の音質とANC性能で3万円を切る価格はコストパフォーマンス的にも魅力がある。ディスプレイを備えたスマート充電ケースに興味がある人はもちろん、音質と価格のバランスを重視する人にもおすすめできる製品だ。

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