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iOS/Andorid版「Winamp」が正式版リリース/Zoomに複数の脆弱性 最大深刻度は「High」

ITmedia PC USER / 2024年7月14日 6時5分

●Microsoftが2024年7月の月例更新プログラムを公開

 米Microsoftは7月9日(現地時間)、現在サポートしているWindows 11およびWindows 10の全バージョンに対し、月例セキュリティ更新プログラムの配信を開始した。

 Windows 11(23H2/22H2向け)は「KB5040442」、Windows 11 21H2向けは「KB5040431」、Windows 10(22H2/21H2向け)は「KB5040427」、Windows 10(1809向け)は「KB5040430」となる。

 本更新プログラムでは、CVE番号ベースで139件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応した。このうち、深刻度を「Critical(緊急)」と評価しているのは以下の5件だ。

・CVE-2024-38023:Microsoft SharePoint Server のリモートでコードが実行される脆弱性

・CVE-2024-38060:Windows Imaging Component Remote Code Execution Vulnerability

・CVE-2024-38074:Windows リモート デスクトップ ライセンス サービスのリモート コード実行に対する脆弱性

・CVE-2024-38077:Windows リモート デスクトップ ライセンス サービスのリモート コード実行に対する脆弱性

・CVE-2024-38076:Windows リモート デスクトップ ライセンス サービスのリモート コード実行に対する脆弱性

また、以下の2件は深刻度こそ「Important(重要)」となっているが、悪用の事実が確認されている。

・CVE-2024-38080:Windows Hyper-V の特権の昇格の脆弱性

・CVE-2024-38112:Windows MSHTML Platform Spoofing Vulnerability

 既に攻撃手法が知られている脆弱性も含まれており、できるだけ早めのアップデートを心掛けたい。

●Web版Word、Excel、PowerPointのファイルメニューを改善

 米Microsoftは7月4日(現地時間)、Web版Word、Excel、PowerPointのファイルメニュー改善を発表した。現在、Microsoft 365 Insider向けに展開しており、8月に全てのユーザーに一般提供される予定だ。

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