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Ryzen AI 9 HX 370の採用はダテではない! エレガントで洗練された「ZenBook S 16 UM5606WA」を試して分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年8月1日 11時5分

●きれいな3K有機ELディスプレイを備え6スピーカーを内蔵

 本機は16型の有機ELディスプレイを搭載する。画面解像度は2880×1800ピクセル(アスペクト比16:10)で、リフレッシュレートは最大120Hz、VESAのDisplayHDR 500 True Black 500に準拠している。有機ELディスプレイならではの黒の締まった鮮やかな映像、階調表現を楽しめる一方、表面は光沢仕上げのため照明などの映り込みは気になる。

 スピーカーは1W×4、0.8W×2の6スピーカー構成で、音質も良好だ。Dolby Atmosにも対応しており、コンテンツに応じた上質なサラウンドサウンドが楽しめる。

●テンキーレスのキーボードを採用し多機能タッチパッドを搭載

 大柄なボディーだが、キーボードはテンキーレスでゆったりと配置されている。アイソレーションタイプで実測のキーピッチは幅が約19mm、縦が約18mmとなる。キーストロークのスペックは不明だが、触った感覚では1.5mmくらいはありそうだ。スイッチも反発が強すぎず、タッチ感は良好である。カーソルキーはやや小さめだが、独立して配置されているので操作のしにくさは特に感じない。Copilotキーも装備する。

 キーボードの手前には、独自のスマートジェスチャー機能を備えたタッチパッドを装備する。150(幅)×100(奥行き)mmと非常に大きな面積を確保しており、端部を使って輝度調整や音量調整、早送り/巻き戻し操作が行えるようになっている。便利ではあるが、キーボードでも操作できる輝度や音量をあえてパッドの端を使った曖昧な方法で操作したいかと考えると、実用性は疑問だ。とはいえ、Windows標準のジェスチャー機能含めて操作感はとても良い。

●最新のWi-Fi 7に対応しUSB4端子を2基装備

 通信機能はWi-Fi 7対応の無線LANとBluetooth 5.4を標準で装備する。

 USB端子は、USB Type-C(USB4 Gen 3x2)が2基、USB Standard-A(USB 3.2 Gen 2)を備えている。USB Type-Cは2基ともUSB PDによるPCへの給電と画面出力(DisplayPort Alternate Mode)にも対応する。また、HDMI出力、ヘッドセットの各端子、フルサイズのSDメモリーカードスロットも備えており、使いやすい内容といえるだろう。

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