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3年ぶりのモデルチェンジ! Amazonのスマートディスプレイ「Echo Show 8(第3世代)」は何が変わった?

ITmedia PC USER / 2024年8月13日 12時0分

 もう1つの「Alexaに話しかける」は、スマホアプリ側の設定項目にあるウェイクワードの切り替えと、会話継続モードの有効/無効を切り替える画面をピックアップしたもので、こちらも項目を独立させてある意図がいまひとつ不明だ。総じて、機能的な違いはないと言って差し支えない。

●画面構成も従来通り ホームコンテンツも相変わらず

 画面回りは従来と同じく、ホーム画面を基点に、音楽やコミュニケーションなど利用頻度の高い機能は画面右上のショートカットから、それ以外の機能や設定画面は画面を上→下へのスワイプで表示される画面からアクセスするというレイアウトだ。ちなみにこのレイアウト自体は、本稿執筆時点での第1世代モデルも全く同様だ。

 気になるのはホームコンテンツだ。お勧めの商品やスキルの紹介、スポーツやファイナンスの速報、トリビアや注目の話題などの情報をローテーション表示するホームコンテンツは、約20秒間隔で絶え間なく画面が切り替わるため視界内にあると気が散りやすく、また全項目をオフにしても、画面の切り替え時に一旦真っ暗になるエフェクトだけがそのまま表示され続けるなど、非常に目障りな存在だ。

 これらは本製品ではどのような仕様になっているだろうか。全項目をオフにして試してみたが、切り替えるべきコンテンツがなくても約20秒間隔で画面が真っ暗になるエフェクトは相変わらずだった。つまり時計を常時表示しているだけなのに、20秒ごとに暗くなったり明るくなったりを繰り返すわけで、これはいただけない。

 ただし挙動を観察していたところ、この状態のまま数分放置しておけば、画面が真っ暗になるという挙動がなくなり、ホーム画面が表示された状態をキープできることが分かった。これならば視界内にあっても全く目障りではない。

 問題なのは、何らかの操作を挟むと再びこの真っ暗な画面への切り替わりが復活し、なくなるまでにまた数分間待たなくてはいけなくなることだ。おそらく「ホームコンテンツが1つも有効になっていない」状態での動作確認が行われていないのだろう。バグであることは明白で、早期に修正されてほしいものだ。

 余談だが、先日新たに登場した「Echo Spot」や、2023年発売の「Echo Hub」はホームコンテンツ自体が省かれ、時計表示を継続して行える仕様になっている。Echo Showでも同様の使い方をしたいというユーザーは少なくないはずで、ホームコンテンツの廃止は難しくても、手動でオフにした時には、きちんと時計だけを継続表示できるようになってほしいところだ。

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